スジボリ用テンプレート

自分の憧れる「カタチ」として

最低限の工具(スジボリならケガキ針と定規くらい?)だけで

あらゆる作業をこなしちゃう「職人」

みたいなのがあったりするのですが、

やっぱりその裏で

「デキ」というものを追求するなかで
それをサポートしてくれるものがあると
と―ぜん目に付くわけで、

少し前に「スジボリ用のテンプレート」を衝動買いしていました。

基本的に私は

必要に応じてモノを買い足していく方(自称)ですが、
めずらしく「コレそのうち使ってみたい」という思惑で買ったものです。
ホンチャンのヤマトは

こんな感じで「四角のモールド」がそこそこたくさんあります。
スミ入れでなかなかいい感じになったのですが、
そこへ来て、

この三段空母の「ツンツルテン」を見るにつけて

使うのは「今でしょ」となるわけなのです。
前回までに

こんな感じで、彫ってきましたが
ココまでではまだテンプレートは使っていません。
とりあえず、上写真右側の「ハセガワトライツール」を使ってみることにしましょう。

パッケージから取り出したところ。
取扱説明書らしきものはありませんが、
このままじゃデカくてつかいにくそうで、

こんな切り取るポイントらしきところが幾つかあって
3つに分割できるようです。
写真のとおり1つ2cmくらい幅になってあてがいやすくなりそうです。

では、早速彫って

行く前に、

あてがうだけでいろんなカタチを彫ることはできても
正確な位置はやはり測らなくてはなりません。

まぁ、今回は平面なんだし

鉛筆と定規で線引き。
黒い線を彫るのではなく位置を図るためのものです。

底板の両端合わせ目を基準にして1mm・2mmで縦線。
この交差する部分に「小さい四角」を彫ってみたいのですが、
この段階で「四角入れるところの」モールド横幅がビミョーに違って

なかなかに悪い予感がします。

今回は量もそんなに多くなく、
平面ということでタカを括っていたようで、
ノギスも使用していません。

曲面で「できるだけ正確に測る」的なことをテーマにしていた
前作「バウンドドック」の教訓がまったく活かされていません。

いざとなれば「修正」はできるのですが、

とにかく進めてみましょう。

鉛筆で描いた線に沿ってテンプレートをあてがいそのまま彫ってみます。

平面だったらテープで固定するとかできるだろ、そのくらいやれよ。

サーセン。具合を見たい衝動が勝ってしまいました。

「赤丸」のところに「黄色丸」で彫ってみました。
1個目だけを見る限りでは悪くありません。

問題はこれを等間隔でキレイに並べられるか?

というところなのですが、

いや、幅がビミョーに違うとか先に言ってただろ

としながらも試験的に続行。

さすがに平面を舐め過ぎてました。
左右の幅がビミョーに違うのは予想していましたが、
加えて上下も若干ズレているように見えます。
手で押さえてるだけじゃ「そりゃ動くわ」

測るのももちろんですがガイドテープとかの大事さも痛感していたりします。

軽く削って修正、

このくらいの距離で見たら「小マシ」には見えるかな(赤矢印)。
幅とかは埋め直して修正してみたい所です。

ついでに他にも少し入れてみまして
緑矢印はちょっと歪みが見受けられます。
黄色矢印はデカくて平面だったのでやりやすかったです。

試験的にやってみての結論。

やはり何事も練習は必要なようです。

いまさら何言ってんだか。

まぁ、このやらかしたのをどうするかは次回までに考えることにします。
「袖付きズサ」の時は大幅修正も経験していることだし

一応「直す方向」で持って行きたいところです。

ちなみに、今回使っていないもう一つのテンプレート

なんで2個買ったの?

というところですが

もう一つの方はさらに凝った作りになっているようで
丸の中に「なんか細工」ができるようで
そこが衝動にかられちゃいました
どっかで使いたいと思っているところです。

いつになることやら・・・

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