資料がないのをいいことに

ヤマトと34機たちの塗装もとりあえず完了して
いよいよスミ入れに取り掛かりたいところで、

一応軽く「抜けてるとことかないか」確認していたところ

・・・ありました。

艦橋の一番上になる緑のとこ。
説明書の「資料」では「艦長室」らしいです。
クリアグリーンを塗り終わってからは「後は取り付けるだけ」と
すっかり無警戒だったのですが、
説明書をよく見てみると

・・・なんか窓に「フチらしいの」がある・・・
まぁ、コレだけならば筆で・・・
と思っていたら、

ここね。
格納庫の内側でカットモデルとして展開すると

「見える部分」だから塗装はしたのですが

裏も同じ色なんじゃね?

なんて感覚で

艦底と同じ色で塗っていました。

が、

よくよく見れば説明書の見本では「青っぽい灰色」塗ってる模様です。

これだけしか資料ないのか!?

ってツッコミたくもなりましたが

見つけてしまったものはしかたがありません。
モヤモヤは極力解消したいので対処しましょう。
というわけでこの大きさの修正ならば、さすがにエアブラシを使いたいところでして

オモテはすでに塗装済みなので、そこに漏れないように
けっこう慎重にマスキング。
艦長室キャノピーも

筆で「変に震えて」はみだすよりはココもエアブラシでやってみましょう。
このちっさい「艦長室」キャノピーもフチを残すようにマスキング。

さて、いよいよ塗装、

この「コスモファルコン」が出動するハッチのところは開閉できるのですが、

そこの資料や写真がありません。

だがここはポジティブに受け止めましょう。

資料がないのだから

好きにやっていいよなぁ

というわけで

上のマスキングで塗装したやつを組むとこんな感じ。
赤丸の「艦長室キャノピー」はまぁこれでいいとしまして、

艦底の方は出動ハッチのところだけ赤くしました。
これだけ見ると

なんでそこだけ?

な感じもしますが、オモテから見ると

ピンボケしちゃっていますがハッチの内側は「青っぽい灰色」より艦底と同じ色の方が

私好みなのです。

私的には大事なことなのでもう一度書きます。

資料がないので好きにしていいよなぁ。

とはいえ

内側から見るとコレはコレでなんだか違和感ありますが
まぁ、このくらいはいいとしてしまいましょう。

艦長室キャノピーも取り付けてみるとこう。
今度こそ全体の塗装は完了としましょう。

漏れていたのを直せたところで、
今度こそスミ入れに取り掛かります。

「どこから?」ということになりますが、

やっぱり「板についたやつ」の裏に接着して格納する作業も残っていることから
合計34機の「ヤツラ」から行きましょう。

以前にエナメル系塗料のうすめ液が手に入りにくい状況を
記事にしたことがありまして、その際に
代用品も含めて対処できそうなものを片っ端からゲットしましたが

今回はその中でのタミヤ製「スミ入れ塗料ブラック」を使用。
一番下の板付きのヤツは「未処置」で
違いがわかるかとは思いますが、
こんな1cm程度の極小さい機体なので、

もはや「スミ入れ」というより「ウォッシング」です。

ほとんどベタベタに塗りたくっていきまして

まぁ、毎度のことながら「後で拭き取れるとわかっていても不安になる」工程です。

もちろん「専用のヤツラ」もです。
適度に乾燥したところで

溶剤を漬けた綿棒で少し黒いのが残るように雑に拭きとり。

こっちはエナメル黒塗る前の「ヤツラ」です。
比較してみるとほんのちょっとですが線が際立っているように見えるので
まぁ、良しとしてしまいましょう。
機体が明るい「コスモゼロ」が若干わかりやすいです。

とりあえずこれで34機のヤツラはできたわけですので
次回にはヤマト本体のスミ入れに行く前に
コイツラを「板付きの方」に接着して
格納庫のカタチに組んでいきたいと思っています。

機数が多いだけにけっこうやった「感」もありますが、

ヤマト本体を見るにつけて

量的にはまだ「スミ入れ進捗30%」くらいな気がしてなりません。

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