練習の練習のれ・・・
いやぁ、バウンドドックも完成したところなんですし
やっぱね、
ちょっとは余韻に浸りたいじゃありませんか。
実際これまでのデキたやつもそうでしたが
ひととおり愛でた後に
「まずはどんなポーズで飾るか・・・」とか考えたりしまして
私個人としてはバウンドドックは
この凶悪(誉め言葉です)なツメを前面に押し出した飾り方を
したいと思うわけなのです。
しかし、ただでも大きな機体が
サーベル持って大の字
に広がってるので、
もうそろそろいっぱいになりつつあるコレクションケースの中で
どうやって場所を確保するか
「楽しく苦慮」していたりします。
まぁ、それは急ぐものでもないので
ゆっくり愛でながら考えることにしましょう。
前フリはこの辺にしておきまして、
次の作品に・・・行く前にちょっとやっておきたいことがあります。
「次のヤツ」自体はすでに決まっておりまして、
キットも確保・・・・というか、久しぶりの「いただきもの」です。
公開は次々回くらい(?)にするとして
そのキットでは
久しぶりに「黒立ち上げ塗装」をやりたいので
ちょっとリハビリがてら練習してみたいと思います。
最後にやったのは
フリーザ様です。2020年ごろです。
写真を引っ張り出してみて、
明るさの補正ができずに「こんなに暗かったのか」と
軽く驚愕しています。
そこからしばらくはパステルシャドウの便利さに頼りきっていましたが
せっかく覚えた手法はやはり忘れずにいたいところです。
で、
また、「プラスチックの空き箱」とかでスジボリして
練習台作るのもちょっと時間かかるし
何かないか?
と探していたら、
いいのがありました。市販のアクションスタンドです。
どっかのHPでこれに「黒立ち上げ塗装」やってるのがカッチョ良かったのと
モールドもけっこう細かいやつが施されているので練習にうってつけです。
これまで「キット自体」はアチコチいじったりしていましたが
それを支えるための土台となるコレはまったくのほったらかしでした。
いい機会なのでやってみましょう。
練習とか書いていますが
コレも「市販のキット」なので「実践」というべきかもしれません。
黒いので下地塗装なしでもいいか?
とも思いましたが、
せっかく思い立ったのだし、
余らせている「黒に近い塗料」をガンガン使っていきましょう。
「黒」そのものは使用頻度がかなり高くて普通に「ガンガン減っていく」ので
今回は使用しないことにしました。
それに、
「黒に近い」が「黒ではない」色で、わずかでもキットとの色の違いが見えたら
下地でも1回は練習できる
と考えることもできます。
今回は写真にある3つのうちの真ん中「濃緑色(2)」が一番古そうなので
コイツに決まりです。
何年前のヤツでしょう、案の定カッチカチでしたが
「真溶媒液」のお世話になって1日でバッチリ使えます。
ホントに「頼もしいお方」です。ということで
バラしました。一応説明書は残していますが、
こうやって見るとそれなりに複雑です。
説明書なしで組み直す自信がありません。
練習のメインとなるのは土台となる「台形のヤツ」2つでしょう。
下地で練習1発目、
暗い色でどうかとは思っていましたがわりと違いが見えます。
反対に「下地にしては明るいか?」とも考えましたがこのまま続行。
下地で練習2発目。
だいたいいつも2発目あたりでミョーな不安にかられますが
大丈夫、
下地なのでどうせ最後はベタ塗りです。
・・・そういうことじゃないでしょ・・・。
いや、気持ちを落ち着かせたいので今だけは「そういうこと」なのです。
気を取り直して3発目。
個人的にはここらが「引き際」です。
本塗りは「明灰白色(かなり明るいグレー)」でやるので
もっと引き立つだろう・・・と思いたいところです。
練習の練習おわり。台形その他のパーツも
ここぞとばかりにガンガンベタ塗りです。
さて、
いよいよ本塗りの「明灰白色」に入ります。
本塗り1発目。これくらい色が対照的ならやりやすい・・・かな?
土台「以外」の小さいパーツは1回で「やりすぎた感」ありありなので
2発目でチョイ加えて打ち止めになりそうです。
本塗り2発目。この辺が「引き際」な気がしなくもありませんが
いや、まだ影が濃すぎなとこもある気がします。
もうちょっと・・・(やな予感)
本塗り3発目。
・・・やりすぎたか・・・?
いや、この辺は人によって好みは別れるところでしょうが
それなりに影が映えているのでミッション的には「まぁよし」としましょう。
実際のところ肉眼では「悪くはないかな?」くらいの感覚ではあります。
ココまでデキたんだし
組まないのか?
というところですが、ココまでやったのでどうせなら
「赤線」とかも入れてみる?
ってな衝動にかられています。
蛇足にならなければいいがと不安に思う反面、
やればそれなりのスキルが付くかもしれないとも思ったりします。
次回もうちょっとこの辺をひっぱる予定でいます。