放っておけない

前回、「スジボリカーバイト」で底面を整えようと
ゴリゴリやりすぎて底を貫いてしまい、

それでもなんとか体裁を整えようと
いっそ底を削り取って「そういうカタチ」にしてしまおうとしたのですが
どうにも気に入らないわけで、そうなると
何やっててもそこばっかり目に付きそうなので

元に戻してしまいましょう。

手を出さなきゃなにもなかったので、「余計な仕事」と言えばその通りなのですが
「試み」があるからこそ、たとえ失敗でもそこに「ネタ」がある。

いや、ネタのためにやらかしたのか?

もちろんそんなわけありませんが
「ネタができた」とでも考えなければおのれの不甲斐なさに頭かかえたくな

・・・とにかくポジティブにとらえることにしておきましょう。
もちろん直すのもネタにします。
っていうかこの数日、作業これしかできていません。

削った部分は厚さ1mmくらいありそうで、
0.3mmプラ板を3枚重ねて「近い厚さのヤツ」を作りました。
パテで埋めるので若干薄めです。

あらかたの形で土台を作りましてカッティングシートのメモリで見る限り
だいたい

2mm x 8mm

くらいでしょうか?
じわじわカッターで削ってカタチに合うようにしました。
かつてこの手の小さいヤツを作っては「ピン!」と飛ばしてしまったりで
何回なくしては作り直したでしょう?
なくさないように注意しながらもう一個作りまして、

接着。目を細めると輪郭「だけ」は元に戻ったような気になります。
瞬間接着剤だけでちょっと頼りない気もしますが、
直接的な力や重みが加わる箇所ではないので

そのまま上からパテ盛り。
カッターとヤスリで整地しまして、

光に透かしても大丈夫なようです。
アタマパーツ全部取り付けて具合を見ましたが、このチョーシなら
塗装したら全く問題ない

・・・わけではなくて、

はい、残っていますよね、っこう厄介なのが。
上の修理している写真でもチラチラ写り込んではいましたが
意識的にスルーしていました。
この後ろ髪(?)パーツ、

内側にもモールドがありまして、なんかこう「段」になっています。
カッターで段差を刻みながらパテを削っていけばなんとかなるか?
とも思っていましたが、イマイチ「メリハリのある角」に仕上がりません。
(写真撮り忘れました)
腕が未熟だからと言えばそれまでなのですが、
よくよく考えてみれば、
威力のデカい「アイツ」がいました。

0.5mmのスジボリカーバイトで
角になるように彫るといい具合です。
タガネで、

スミ入れしにくい凹んだ角が丸まっているモールドを際立たせる

なんて使い方をしている動画があったのを思い出しました。
塗装したらなんとかいけそうですが、もう今

下塗りがてら試してしまいましょう。
どうせならついでに


右腕のアーム一部とスカートの噴射口可動部を

パテで肉埋めして整地。
あわよくば影っぽい色として使えなくもないヤツないかな?

赤があったので試しに塗装。
噴射口のパーツに赤はどうよ?
ってな所は
まぁ気にしません。
で、カンジンの後ろ髪パーツ「内側」はと言いますと

まぁ、なんとかなってるっぽいです。
これくらいなら良しとしましょう。

外側も「元に戻せた」としておきましょう。
はい・・・元に「は」戻せました。
何にもしなければもうちょっと先に進めていたかもしれませんが

「元に戻す技術」を鍛えた

と解釈しておいて、モヤモヤも多少は解消できたんだし
次に進めていきたいところです。

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