誤差0.何mm単位とな

道具も導入して、試用もしてみたところで
実際に測りながら彫っていきたいと思います。

試用といっても真ん中に線一本入れただけです。
たったそれだけでも、ある程度測ってやろうとすると
結構時間くいました。
色々測る「起点」とするつもりなので
削ったら消せるように浅く彫っています。

タテヨコまん中の線を基準にして彫ります。
緑の目盛の幅は4mmとして平行に縦線を彫ります。
これまではセロテープに必要な目盛を書いてそれを貼り付けて
無理やり測っていました。
4mmくらいならそれでもどうにかなっていましたが、
長い幅とか考えだすと別のとっかかりを探したりしていたところです。
この点でグネグネ曲がるし1mm単位で目盛がついてる布製の巻き尺は
少しやりやすくなりました。
あとで出てきますが赤目盛の所は3mmです。

さて直線的な部分は
設備投資のおかげである程度の成果が出せそうな様相を呈してはいるのですが、

「曲線」をやるにあたりまして色々雲行きが怪しくなってまいりました。
ちょうどこすり傷になっている「曖昧な」線から2mmのところで
平行な曲線を作りたいところなのですが、

こすり傷の底線が曖昧過ぎだ!

結局「目分量の域」を脱することはできないのでしょうか?

あ、でもそれこそ「だいたいこんな具合」と
つなげて彫ってみたら案外悪くなさそうです
そんな中、別段計画性があるわけでもなく

まぁこの辺にすっかぁ

と、上写真の巻き尺の所に縦線を入れます。

縦線をある程度入れて、
そこから緑線の「曖昧な傷の線」から3mmの間隔を保ちつつ、
極力平行な「曲線」を入れてみましたが、

この辺プラスチックが異様に薄く、

「赤丸」のとこでブッスリ貫通してしまいました。
変に「ぶっとい穴」ができてしまっています。
まぁここは練習ということで片付けてしまいまして、
とりあえず3mm間隔で平行にできているように
見えなくもありません。
この一画だけ同じように下も作ってしまいましょう。

こんな感じで「片面の半分」基本的な線ができました。
赤矢印のとおり「ちょっとした凹み」も試作しています。
まぁ、モデルとなる部分はできたとしましょう。
問題は、

これを左右対称および裏面に全部彫れ。

さっきの「まぁこの辺にすっかぁ」も
しっかり寸法測って同じにしろ

というところなのです。
いやぁ、コトここにきてなかなかメンドクサ
ちょっとやりがいのある展開になってきました。
今度はノギスの出番です。
0.1mm単位で測っちゃうぞ、

直線距離ではありますがこんなのとか、

こんなとこ、

こんな辺りをある程度まで測って
おさえることができていれば、
対象だろうが裏面だろうが
それなりにキッチリした寸法が測れるんじゃないかと
目論みつつ、

彫ってみました。パッと見けっこう左右対称にできてそうな感じはします。

とはいえある一角で比較してみると、

やっぱりある程度の誤差というのは出てしまうようです。
ここでは上下左右対称に彫ったはずの間隔が、
約0.3mmの誤差が発生してしまっています。

こういう所こそがまだ己の未熟さなのでしょうか・・・

・・・いや、

設備投資や練習のおかげで、
これまでもっと怪しかったかもしれないやつが、
「誤差0.3mmまで抑えることができた」という解釈もできなくはありません。
そうなると

前までどんなレベルだったんだよ?

と言われるかもしれません。
実際のところはどうあれ、

現段階のレベルが誤差0.3mmレベル

ってな言い方すると、

なんかめっちゃ成長したような気がするのです。
ポジティブに考えさせてください。
次につなげたいので。

もちろん誤差ゼロにしたいところではあります。
やっぱり必要なのは練習なのでしょう。

これがわかったところでもうちょっと練習?
実は別にやりたいことがあったりします。

しばらくこの元「トイレ芳香剤容器」をいじり倒すことになるかもしれません。

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