こぎつけた

色々と手直しが必要なのはとりあえず後にしておいて、
この際まずは「全体の」塗装を完成させてしまいましょう。

まだなんか残ってる?

といったとこなんですが

背中のバックパック。
何故かここだけ「独自の赤」だったりするのです。

なんでじゃー!

っとツッコミたくもなるのですが

HGのキットでもちゃんとココだけ違う色で用意されていたりします。

そんなところの塗装ガイドはと言いますと

FGでは

・赤 70%
・レッドブラウン 30%

HGでは、

・モンザレッド 80%
・ブラウン 20%

まずFGの「赤」はいいとしてレッドブラウン、
赤と黒でどうにかできそうか?

HGに至っては

モンザレッドは赤と黄色でそれなりに「っぽい」ヤツはデキそう
ブラウンは「赤」と「黒」でどうにか

結論、

FGHGどっちを採用するにしても

「赤」と「黒」と「黄色」でどうにかしろ。

とりあえずその3色は手元にあります。

希望が見えてきました。

ということで

さっきの「3色」を微調整しながらそれっぽいのに近づけてみました。

何がいいって手元にあるやつの流用なので金がかかっていません。
こういうスキルはやっぱり大事にすべきなのです。経済的にも

とにかくそれっぽい色に塗装出来たとしておきましょう。

で、HGはこのスキマに合わせて黒鉄色のパーツが存在するのでいいのですが
下のFGは見てのとおり「下部の四角い穴に噴射口を直で」取り付けます。
その取り付けるところが「まっか」なのは、なんか不自然さを感じるのです。

ということでマスキング。フチの部分がキッチリできにくいので
はみ出たら「筆で補正」します。
あと、手パーツの指も塗っていませんでしたので準備。

塗装後にはがしてみるとバックパックの方はやっぱり若干はみ出していたので
少し残しておいた「さっきの赤」で補正。

バックパックの上部とフクラハギのスラスターっぽい所にも
小さく黒鉄色が必要な箇所があったのですが、
細かくてマスキングをやってられない
筆で塗り足しました。

そして黒鉄色もう一カ所

顔のクチモト部分ですが
FGはそのまま塗るしかありません。小さい所だったのでそのまま筆塗り。
多少雑になりがちです。

ここもHGはなかなか親切なトコを見せてくれます。
先っぽ以外は別のパーツで分離してくれているので

先っちょだけ黒鉄色塗って下のクチモトパーツ取り付けたら

下手にはみ出すことなく塗装出来てしまいます。
並べるとFGの雑さが見えてしまうのがちょっとアレです。
これでもFG側補正したんですよ。

とりあえずこれで「全塗装」したことになります。
手直しもしていきます。

前回チョロッとさらしたココ。

小さい箇所だったので筆で補正。
他に、

HGのラッパズボンやトゲトゲショルダーのフチのところ、
マスキングが甘くて境目に黒鉄色が付着しちゃっています。
ココも筆で

メリハリつけました。

正直に言ってしまうとこんな補正が

写真に乗せた以外に量が3倍くらいある

のですが、キリがないし
まぁやってる内容は「筆での補正」であまり変わらないので、
代表的な「やらかし」だけピックアップしました。

とにかく、

全塗装という面においては完了したといってもいいでしょうか?
いよいよ人型に組んでみてもいいよね?

ということで、HGとFG両方組みました。
さすがにわかるかと思いますが一応

左がHG、右がFGです。

FGはかなり大幅に可動域が増えているはずで同じポーズにしたかったのですが、
こういう「胸を張る」ポーズだけでも

やっぱりHGのクオリティは高いです。

違いは何でしょう?

コシの細さ?
あごの引き具合?
HGの「いかり肩」?
ミニスカの具合でHGの足が長く見える?

やはり可動域を増やしただけでは
達することができない「域」というものがあるのでしょう。

しかし、FGすごくフレキシブルになったことだけは
ちょっとアピっておきたいところなのです。

何だこりゃ?
と思うかもしれませんが

肩を思いっきり前に出しながらヒジを目一杯曲げてコシをひねって大股開き

という「関節いじったところをできる限り出したい」ということで思いだした

KOFラルフの「勝ちポーズ」です。
似ても似つかぬところがちょっと悔しいですが、
無改造のFGでは絶対できないポーズということで。

ちょっと動かすだけでボロボロ外れていたパーツも今はしっかり固定できてます。

まだ完成はしていませんが、手がける前に「無謀」と思っていたやつが、
どうにかなった
というだけでもけっこうな励みになります。
次回からはスミ入れとかデカールとかいよいよ仕上げに入ります。
なんとか1年以内に完成させたいところです。

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