覚えたら使いたがる~スジボリその9

前回の投稿でケガキ針のスジボリは

そろそろ引き際」っぽいことを書きました。

「いやぁ、あとココなぁ」ってな所もないわけではないのですが

もうキリがないので

「やっぱりココは外せない」と考えるようならやるとして(やるのか・・)

ここからはせっかく覚えたタガネをHGにもやっていきたいと思います。
ただこの工具、
もともとは大工道具の「鏨(タガネ)」からきてるのかどうかは知りませんが
なんかプラモ業界では、タガネと言えばスジボリ堂の「BMCタガネ」みたいなフシもあるので
ココは正確に

FUNTEC社の「スジ彫りカーバイト」で
「幅の広い凹んだなんか」を作っていきたいと思います。

という表現に直しておきましょう。

・・・言いにくいなぁ。

まぁとにかくそれを彫っていきましょう。
一番手掛けたいところとして

フクラハギのココ。
FGは

スラスターっぽいのがあってもともとゴテゴテしていましたが
HGは上の写真みたいな状態でして、
思い付きで入れたスジボリがシンプル過ぎる感があるので
もう少しはゴテゴテさせたいところなのです。

HGの真ん中の線はパーツの合わせ目になっている所です。
ココの横にうっすら溝を作ってそれっぽいモールドに仕立てたいと思いまして
1mmのやつで彫ってみたのですが、

なんでしょう?
幅が広すぎるのか「これじゃない」感が

凹んでるのに浮き出ています。

頭悪そうな表現ではありますが、まぁそういうことなのです。
本能が囁い・・・叫んでいます。

今なら「わりとたやすく」引き返せる。

パテで埋めました。
さすがに線ではない「ミゾ」なので瞬間接着剤では直せそうにありません。
そしてもう一回ラインに合わせて切断し

ラインに合わせて0.5mmのヤツでミゾを彫りました。
まだ全然寂しいです。

ラインの線から両脇とモモ裏にもちょっと縦のミゾ入れてみました。
相変わらず、どうも彫ったところが深くなりがちです。
なんでこうなるのかはなんとなく解っているつもりです。

彫ってるところが浅いうちはなんかその底面が

ザラザラなのです。

なんかやり方が悪いのかもしれません。
で、キレイにしたいとちょっと力入れて彫ると
それなりに修正できるのですが深くなる。
と、こんなのを繰り返しているのが現状なのです。
実践を兼ねた練習を繰り返していくということで
ジワジワモールド増やしていきましょう。
縦線ばかりだったので、

横線もあちこち追加してみました。
ちょっと「増やしすぎた感」あります。
バランスって難しいです。深いから余計に目立つのかもしれません。
ココに関しては、あとはデカールでゴマカそれなりの体裁を整えたいと思います
どうせならそういうトコ意識して、他はアチコチ「練習がてら」本番やっていきましょう。

モモと前スカートにもチョロッと入れます。
モモは相変わらず深いですが、スカートはちょい浅めでどうにかなってる?

アタマの上はパッと見浅くできているようにも見えます。

ココはちょっと深いか・・・

右肩に「チョボっとしたヤツ」入れてみました。
深さを意識しすぎたせいかなんか底面ザラザラです。
塗装したらどうにかなるでしょうか?
という不安を軽く抱えつつ全体を見たところ

すじ彫りよりも「凹んだなんか」を強調して撮りました。
スジ彫り見えにくいですが、「凹んだなんか」はフラッシュ焚かない方が
見えやすいようです。

「スジ彫り完了」な2体を並べてみました。
撮影時あんまり考えていませんでしたが、立たせ方とか目線とかの違いでしょうか?
若干FGの方が「ワルそう」に見えます。
アングルってホントに大事なんだなと思う一枚であります。

とにかく「その9」まで引っぱりましたがスジボリはまぁこれで

とりあえずの打ち止めとしましょう。

次回からいよいよFGに戻りまして、
塗装に向けたライン消しとかの「下準備」にかかりたいと思います。

まだ塗装に入れないんだな・・・(TT

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