はかり方~スジボリその7
5月になりました。
5月になってしまいました・・・
去年7月後半にシャアザク取りかかってもうすぐ10カ月
色々いじったりはしましたが
仕事が遅いにもほどがあるだろ。
としながらも
今年1発目の投稿で
今年の目標は「とりあえずシャアザク完成させようか」的なこと書いたので
ならまだ余裕だ・・・
なんて「舐めた」考えには陥りたくありませんが、
「少しでも進めていればいつかは完成するだろ」と自分を励ましつつ
じわじわスジボリも進めていきます。
背中にもちょっと入れました。
デザインの時間がかかるのは変わりませんが
曲面の多いシャアザクの中で、平面は比較的寸法とか測りやすいので
比較的「楽に感じて」しまいます。
スジボリのデザイン考える時、
私は「実際にこんな機体が存在したら」、
このモビルスーツをメンテナンスするときに
「ココのだけチョチョイと外して修理とかできる」ようなパネル配置にして、
頻繁に壊れ「そうな」箇所(よく動かす関節とか)は小さいのを作って
更に簡単に付け外しできるようなイメージ
という流れでやってるといったことを
ずっと以前に書いたことがあるような気がしますが、
「スジボリ デザイン」とか検索してみると、
「こんなん絶対思いつかない」的な
超絶カッチョいいスジボリの画像がゴロゴロあったりします。
根本的なコンセプトが違ったりするのかもしれませんが
実践も含めて繰り返しやっていたらいつかは
サッと見るだけで
見える。私にも線が見えるぞ。
みたいな域に達するのかな、などと思ったりします。
いやお前ニュータイプじゃないから
と一蹴されそうな気もしますが(^^;。
だいぶ逸れてしまいましたがスジボリ作業に戻りまして、
アタマもやります。
FGはこのアタマの上の縦線、最初から彫ってくれています。
HGはツルツルです。
モモにしてもアタマにしてもどういうわけかスジに関してはFG親切です。
いやまぁ、
スジボリとかない方がいいていう人もいるんだろうし
「HGはいじる余地残しておくから線入れたい人は色々自由にしてね」
という親切心(?)な解釈もできなくはありません。
ここまで彫っちゃった以上、私的には放置できない箇所なのですがこのHGアタマ
なかなか厄介な問題に直面します。それは
とっかかりがほとんどありません。
そのうえ曲面でかつ形状も丸いので測るのに困りました。
だいたいいつもしている「外周このとっかかりから〇〇mmのところに」的な考え方では
たぶん無理なので、
まず、モノアイ窓の後ろ両端をセロテープでつないで印をイケます。
ペンで書いた長い線がモノアイ後ろ窓の間です。
形状が丸いのでこの幅の場所は他にはないといっていいでしょう。
なので、考え方を変えて
まん中が6mmになるようにしろ
という流れで
一度はがして平面に貼り付けてるテープに印をつけ
それを再度貼り付けます。
形状が丸くても「イビツではない」のでこの考え方なら
まん中に6mm幅の点を残せるはず。
同じ工程をモノアイ窓の前部分でやりまして、
かなり見えにくいですが、まん中6mm幅となるように4つの点を残しました。
あとはこの線をセロテープでガイドにして線を引けば
どうにかまん中6mmのところに直線ができました。
試してみればなんとかなるものです。
実はこういうはかり方とかがどっかにないか検索してみたのですが、
調べ方が悪いせいか見つかりませんでしたので
ネタにしてみました。
学生時代に数学とかちゃんとやってたらもっと楽な方法もあったかもしれないのですが
あれば教えてほしいところです。
悔しいですがザクのではなく「本人の」アタマが悪いので
ぶっちゃけこれ考えるのに
けっこうな時間を費やしました。
冒頭で「仕事が遅いにもほどがある」などと書きましたが
ここでもいかんなく発揮しています。
そういえば、自己啓発の本だったかなんかで
期限決めると頑張るようになる
的なことがあったのを思い出しました。
無理な目標は立てても諦めちゃうでしょうが
やはり適度にはこういうのも必要なのでしょうか?
じゃ、今年の目標どおり年内完せ・・だからって低すぎるのもどうかと。
果たして「低すぎる」と言えるのかどうか・・・