似て非なるもの~スジボリその5

FGシャアザクのスジボリが「まぁ一段落」したところで、
いよいよHGにも彫っていきます。
現段階でFGに彫ったところはこんな感じ。

直立のポーズでスジボリをできるだけ強調して撮影。
全く同じにはならないでしょうが基本的には
HGもこれに沿ったデザインにしていくつもりです。

話はそれますが、
毎度のことながら、上のような全体の写真撮影してると
同じ角度同じポーズでも

スジボリの写り具合を無視して「フラッシュなし」で撮影。
影の付き方や光具合が違うだけで

なんかズングリしてたスタイルが良くなった気がします。

そして

頭デッカチで短足になってしまう歪曲収差
さすがにこれは「狙って撮りました」が、いつも

「わりと悩まされる現象」です。

あ、でもプロはもちろん写真のうまい人はコレの使い方次第で

オッ〇イ強調したり目を大きくしたり色々重宝するらしいです。

この辺しっかり理解していたら作品のデキがアレでも自分の望む写真が撮れるんだろうし
写し方って大事だなと思いながらも、
どうもこういう技法とかは相変わらず放置しがちなのが悩ましいところです。

話を元に戻しまして、
上にも書いた通り、基本的にはHGも「FGに沿ったガラ」にしていく
つもりだったのですが、

フクラハギなんかはイチからデザインし直さないといけなかったりします。

なので、以前からやっていたようにこんな感じで
写真を印刷してそれに線書いてデザインすることも考えましたが、
メンドクサ曲面を平面的な写真とかで書いてデザインするのは

スジボリ~曲面の曲線編 | 仕事がおそいタカペニョッソスのプラモ活動記 (shigoto-osoi.com)

「袖付きズサ」の曲面のスジボリの際にあったように
紙では「平面に直線」描いてたけど実際は
「曲面に曲線」描かないといけない事態に陥ったり
なかなかやりにくいのです。
キットそのものに鉛筆とかで描くことができたら一番いいのかもしれません。
袖付きズサから進歩がありませんが
今回もここは必殺「目分量4連(だいたい・ある程度・自然ぽく・意識しながら)
頼りたいと思います。

とにかくこのフクラハギがネックになりそうなので
ココからやっていきます。

FGはこの動力パイプ穴のところで合わせるニコイチになってましたが
今回はそんなラインがないような親切な作りです。
逆に線を描く起点になりそうなものが少なくなっていますのが
裾のラインが良さげなのでコイツをとっかかりにして

裾のラインから2mm前にスジボリのガイドをセロテープで貼ってみました。
折れ線も入れて彫ってみると

「写っている足の角度が垂直じゃない」とか「曲面なんだから」というあたりを加味しても
やらかしてる感たっぷりです。特に下3分の1。
とりあえず置いといて反対側にも

あぁ、もーパッと見てもわかる「アレ具合」です。
やっぱ左側でしょう。

曲面だからちょっと下に向けてしぼったようなデザインに

いやぁ、無理です、そういうゴマカシ。直しましょう。

ということで修正。なんとか上とも直線上になっているようです。
でも今度は反対側の縦線の角度がまだ怪しい?
キリがないのでとりあえず置いときます。

上にも線を引きました。横から見たら
それなりにフクラハギを埋めることができたように見えなくもないですが、

後ろはなんか空きがデカいです。
せっかく覚えたんだしタガネとかでなんかモールド入れるのもいいか
とか考えながら、反対側も左右対称で彫りました。
写真を撮り忘れましたが明らかにおかしなランスになりそうだったので

一度左右対称に彫ったヤツを埋めました。そして内股側はちょっと幅を変更してみました。
外装パネルが内と外で非対称になっているのはわりとよく見ていたので
大丈夫だろうとやってみましたが

なんか思っているのと違います。
いや、これは個人的にちょっと「ない」ので、

イマイチ気に入ってなかったとこも大幅に埋めて修正。
片足のフクラハギだけで既に3回修正しています。
で、非対称だったのを

左右対称にしました。
これもまだ気に入っていないので、なんか加える「気」でいます。
ちょっと無計画が過ぎた感がありますが、何とか妥協点までこぎつけたとして
とりあえずはコレで置いといて、

モモもやりましょう。

FGのモモにはなんと最初からスジボリ入れてくれています。
「なぜモモだけ?」と考えもするのですが、おかげでココはそのままです。
そしてHGは

ツンツルテンです。やりがいがあるということにしておきましょう。
せっかくFGにいい「見本」があるんだから、
全く同じじゃなくても参考にしていきたいと思います。
ということで

似た感じにしました。
モモは修正もなく比較的スムーズに進んだようです。
しかし、フクラハギで修正繰り返したので

実質今回デキたのはこれだけです。モモは両側デキたとして
まだ件のフクラハギが片方残っています。
さすがにデザインを模索しながらではなくそのまま同じように彫るので
1発目よりはやり良いかもしれませんが、
後ろはまだ物足りなさすぎるからタガネとかデザインを模索する必要がありそうです。

FG一段落して「もう半分デキたか」的な感覚でいましたが
まだ思い付きでスジボリ加えていくかもしれないと考えたら
まだ「3分の1にも達していない」くらいに構えておくべきかもしれません。

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