ないよりはマシ?~肉埋め

裏打ちも一定の(?)メドが付いたところで、
さらに手掛けていきます。
ということで今回は、

右肩のシールドです。
こうして並べるとFGの方が若干細長いです。
余談ではありますが、

右肩に「固定」されているこのシールドって実戦的には役に立つのかな?

ファーストの第3話でシャアがガンダムのバルカンを防いでいるシーンがある
らしい(ソースはネット、確認はしていません)です。

まぁ、しかし有用性があるかどうかなどということは
ここでは些末な事なのでございまして、
大事なのは「見映えよくできるのか?」ということなのです。
上の写真では見えにくいので斜めから

HGのヤツ。
「袖付きズサ」の時は肉抜きされていましたが、
「シャアザク」はちゃんと肉埋めパーツが用意されています。
40thじゃない「古い方のHG」もそこはおさえてくださっているようです。
対してFGはといいますと、

260円でそれ求めるのは贅沢というものなのでしょう。
やっぱり肉抜きされた状態なのですが、

ちゃんと「それっぽいガラ」は作ってくれています。

余らせているエナメル系塗料を少しでも消費していきた
そのままでは柄が見えにくかったので軽いスミ入れしました。
好みは別として、模様だけ見ると

FGの方がなんだか手のこんだ模様です。

しかし、やっぱり埋めたくはなるのです。

「袖付きズサ」のシールドにやったのと同じように
パテをケチるため
軽量化のためにランナーを最小限並べてそこにプラ板を貼って肉埋めします。
「袖付きズサ」の時も実際にシールドを支え切れずに腕がダランとなって、
ポリキャップを補強した記憶があります。
既製品ですらそんななので、
自作のポリキャップ関節では「さらに頼りなさそう」感が拭えないのです。
ということで

ランナーを平たく削ってプラ板2枚分くらい上に重ねたらフラットになる高さにして設置。
底板も作りました。
曲がった上の部分も同じような処置が必要なのですが
このランナー削り、思いのほか手間でしたので
次はプラ板重ねて作ります。

極めて小さいがたいして精密でなくてもいいパーツになるので
あまり使いようのない切れっぱしのプラ板から
幅2mmの細いのを切り出し
4枚重ねて厚さ1.2mm程度のヤツを作りました。それを

4つ用意して設置。少々手間でしたがカネは極力かけません。

大きさ合わせたプラ板でフタ。上側はとりあえずこれで置いといて、

横のヤツはもう一枚複製。HGのガラをモチーフにして図を書いてみました。
底板の方もHGと全く一緒ではありませんがそれっぽいスジボリ入れました。
厚さ0.3mmなのでちょっとリキ入れるとちぎれそうでした。

図に合わせて切り取って裏返し。
具合を見たかったので底板のスジボリにもスミ入れしてみました。
重ねてみると、

横のHGとでは見劣りしますがこのくらいなら良しとします。
で、

とーぜんのことですが、
ちょうど曲がり角にあたる部分は「空き」ができてしまっているわけです。
パテで整地するのですが、
細く削ったランナーを詰めて

ここでもパテをケチり
ど、土台の代わりにします。そういうことにしておいてください。
とにかくこの上からパテを盛りまして、

結合部分と上側の端っこを整地。
ケチったおかげかパテが少し余ったので
前々回くらいに発覚したヒジパーツの補修もしました。

あとはこれで塗装なのですが、調べてみると
40thのHGはシールド内側も「シャア色」なのに対して、古い方のHGは「金属っぽい色」のようです。
気持ち「シャア色」にしたいところですが、埋めた板のスキマも若干見えるし、
それも考慮すれば「金属っぽい色」にした方がよさそうにも見えるのでなんとも迷うところです。

毎度のことながら

結局、塗装する直前まで迷ってて「その時の衝動で決めてしまうパターン」が目に浮かびます。

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