シークレットシューズ～足首その2

案が出てこなくて

無計画にボールジョイントさしこんでしまいました。
前回書いた通り、

この黄色線のところが本来の足首接続部になるので、
よくよく考えてみれば、
もうすでに接続部の高さが違うものになっています。
ボールジョイントさし込んだところが足首との接続部になるので
とーぜんこのままだと

スネパーツ付けたら「足が伸びている分」高くなって
変な空白ができてしまいそうです。
加えて「足首が動く中心位置が違う（緑点）」ということは
可動にも支障が、いや

高さだけ合わせて接続部が低い方がむしろ横の可動域が広くならないか？

あれ？ちがうか？

えーと・・・・

・・・・理数系もっと勉強しときゃよかったです（TT。

・・・やってみたらわかるでしょう。
ホントにそういうトコ無計画だな！

結果から次を検証するのも大事と、そこは話をそらしておいて
まぁ、それでも
多少日数かけて考えた分、「高さを合わせることについては」
最低限度の計画が今はあります。

ということで可動部の不安は少しつきまといますが
このまま続行で足首の調整に取り掛かります。

高さを調整することだけを考えたとしたら、
黄色線のところに緑線が重なるように調整できたら、
高さとしては問題ないことになるわけです。
この接続部を目印としておいておきたいところですが、

作業に支障をきたすのでカット。
高さはもう片方の足で比較しながら調整していくこととします。

足首の中には2個一でくっつけるための部分が2カ所ありますが、
カカト側にボールジョイントの接続部を埋め込むのでカット。

ボールジョイント接続部をもう少し低くする必要があるので
もともとあった底板をカット。
作業の写真はわかりにくいですが、

実際にはこんなふうになりました。
横にあるカタマリは

以前にランナー溶かして作った板を切って作りました。
これをボールジョイントをくっつける底側にします。
イメージとしては

こんな感じ。

・・・なんかシークレットシューズみたいです。

ただ実際は足首の可動位置をむしろ低く調整することになります。

で、その底パーツに穴を開けて、
今回使用しているボールジョイント「BJ-04」にこんなパーツがあるので

余分な横棒をカットしてさし込み。

この辺で「なんかイケそうな気がしてきました」。

が、

この底パーツを瞬間接着剤だけで支えるのはかなり頼りないと感じるので、

底にドリルで1.5mmの穴を開けて、
細く削ったランナーを4本打ち込んで接着。
気休め程度かもしれませんがないよりは良さそうです。

なんとかカタチにはなったようです。

さて毎度書いているような気もしますが
1個できればもう「経験値ゼロではありません」。

ということで同じ工程でもう片方もやってしまいましょう。
コッチも元の接続部をぶった切ってしまうので、
今度は作ったやつと高さを比較しながら調整します。

2回目ともなれば、

足の裏のくい打ち（白い方が2回目）も若干小マシにみえ・・・
るということにしておきましょう。
工程は全く一緒なのでその他の写真は割愛します。

とにかく両方できたのですが、
まだなんか接続部に頼りなさを感じます。

なんでしょう？

一応下から杭は打ちこんでいるのですが、
スキマがあってグラグラしそうに見えるからでしょうか？
土台となる部分なだけに気がかりです。

この接続部のスキマ・・なんかやだな。

埋めてしまおう！

どうやって？

さっき載せた「まだ接着する前」の写真。
実際は足首パーツをもうすでに接着しちゃっているので、
こんな状態でパテをギュウギュウ埋め込んでも
どんどんつま先の方に流れ込んでいくだけでおそらくスキマは埋まりません。

そして

よく見れば、ボールジョイントを受ける側のパーツ周辺に若干余白があります。
なので、

この4スミに「何枚か重ねて厚さ調整」したプラ板を挟み込んでしまいましょう。

4スミに挟み込んだらこんな感じ。
あとはカッターとヤスリで少し出っ張っている部分をカット。

ってな工程を両足に施しまして
実際の強度はともかく見た目だけは多少ドッシリしたような気はします。
さっそく接続してみましょう。

とりあえずは足の裏ベッタリ接地できているようです。
グラグラもしていないし、写真に見えるFGの左足くらいは横方向に動かすことができています。