難しい方から～肩関節その4

ポリキャップ・・・。

ついにここで断念かってな状況でございましたが、

ふたを開けてみれば

案外どうにかなっちゃった・・・なところでございまして、

「接続部はどうにかなる」ということなのでしたら、
もちろん、腕側の接続部に取り掛かります。
まぁ、これがデキてこそ、

肩関節クリア

といっていいのかもしれません。

で、これを両肩にうまく接続できるようにしたいところなのでございますが
そこは「ザク」でございまして、

右肩と左肩の仕様が全く違っていたりするのです。
この写真は左右の肩を目一杯広げた状態です。
そのうえでFGの「左肩はこんなレベル」だったのです。
ここをHG見たくなんとかしたいと「思っている」のです。

そのうえで、構造的なところから見直してみると、

FG右肩は

元々むき出しの状態で肩部分の基本箇所がが形成されているので、
このまま流用すれば良さそうです。
しかしながら、左肩はと言いますと、

FGはトゲトゲショルダーと接続部が一体です。

「HGではどうなのか」と言いますと、

形成されている四角い左肩にボールジョイントで
トゲトゲショルダーをくっ付ける形になっています。
で、ここがまたボールジョイントで少し動かせる上に、
その根っこも可動するからけっこういい感じに「肩だけで柔軟性を保てる」。
そして、上のFGHG比較写真くらい柔軟性を広げることができているという
恐ろしく優れたつくりになっています。
すごいよ。ほんとにすごいですよバンダイさん。
「すごい構造」だと思うのですが、

こんなん見せられて、

こんなHPやっていたら

「もちろんやるんだよな、これ」

な強迫観念にさらされるのですよ。

といいながらも
デキりゃいいなっていう、私の「理想」でもあります。
やっぱりここはめざしましょう。

なので左肩から始めるとして、

その前に接続部どうにかできないと「お話にもならない」のであります。

ということで、

「どないしょこれ」

な問題を提起しつつ本題に行きたいと思います。

左肩の状況を見てみましょう。

まずこの「左肩のトゲトゲ」が一体になっている所がこのままでは
可動範囲が狭いままってところを考えましょう。

やはりHGのような作りを見せつけられては
なんとかそいつに「近いもの」にはできないだろうか。
ということで

「トゲトゲショルダー」と「左肩の一部かな」ってところを切り離してしまいます。
案外この手のパーツの切り離しは厄介な作業でございまして

勢い余って手のひらにそこそこな切り傷を作り

それなりに苦労しました。
もっと楽でいい方法があったのかもしれませんが、

とりあえずそれっぽいパーツの部分を切り離し、

くっつけたコイツをベースに左肩部分を作っていきます。
というところで、みてみれば

ベースこれだけで左肩の構成するものが、

「なんにもない」

なんにもないので、

・・・作るか・・

ってな所なのであります。ちょっと頭抱えたくなる状況ではあります。
でも、よくよく見れば必要なものとしては

写真のベースから垂直に壁面2枚作れるか？

が達成できたらどうにかなりそうな気もするのであります。

前回作ったポリキャップを実際の位置「あたり」にあてがってみました。
背景のカッティングシートの尺でみるかぎり、約3mmほどの壁面があったら
いい感じになるかもしれません。
となると、いつもの流れで

ランナー溶かして3mm程度の厚さ（100円玉2枚くらい）で
3cm　ｘ　4cm
くらいの板作ってみました。
その板を適度なサイズに切って、そこから必要な形に削っていきまして、

こんな具合から、ある程度ジワジワ削って元のベースに合わせるように

現段階でこんな感じに形成しました。もちろん

とても完成形とは言えません。

全部合わせてセロテープで固定してみました。
まず、厚さが全然厚すぎますし、
色々変なスキマがあったりします。
まぁ、スキマは絶対できるものと考えていましたので
この先パテで埋めるとかして修正する予定でした。
ためににくっつけてみたものの、単にセロテープでおさえた状況では
次の「ヴィジョン（ご大層な）」が見えないので、もうこの際だし、

必要な部分に穴を開け、接続してからの状況確認、

作った部分を接続してから、

全部くっつけて接続。見えにくいですがベースとなる底板（？）もくっつけた状態です。
これだけ見るとどうにかなってそうな気がしなくもありません。

見た感じ、ちゃんと動いていそうです。
とりあえず、機能としてはどうにかなっているといえなくもありません。
ただ、写真では見にくいですが、下にくっついている
もとのパーツよりけっこう大きいのです。
なにより、ここまで動く状況下の中で、