均等な板は作れるか~リベンジ

水面下でチクチクとはやっていました。

武器棚の両脇を作るにあたって
ランナー溶かして「厚さ均等」な板を作れないか
と思って色々取り組んでみては

思いのほかいろいろ問題があり挫折していたところです。

2mmは厚い | 仕事がおそいタカペニョッソスのプラモ活動記 (shigoto-osoi.com)

量産するための「金型」でもあれば話は違うのでしょうが、

そんなもん用意できるわけもないですし、
アルミ缶切って「それなりに近い枠」作ったりしたわけですが、

まぁ、やっぱりわりと歪んでてその後、
しかもその「そこそこ面積の広いやつ」を平行に整地するのは

かなり難しい。

ということがわかりました。
それだけでも収穫としたいところですが、
このままでは話が進まないので、

なんかいい方法ないかな?

と考えているうちに、
「余らせているランナー」を消費はしませんが、
「おあつらえ向き」っぽいのが部屋に残っていました。

CDの空ケースです。

・・・ランナーがたまってきててどうにかしたいってなこと言ってなかったか?
それもそうなのですが

作りたいモノの「てがかり」がここにあるわけですし、

なにより、

実はこのCDケースも「捨てるに捨てづらくて残ってた」的な一面もあります。

ホントに部屋「ゴミ屋敷」なんじゃねぇのか?

などというツッコミはこの際置いといて、
これはこれで、せっかく「形はどうあれ」使うチャンスができそうなのです。

使わない手はありません。

材質的にはどうなの?というところですが、
どこにもプラモデルの材質である「PS(ポリスチレン)」の表示がありません。
が、ネットとかで調べてみる限り、この手のケースは「ポリスチレン」っぽいです。
なら接着剤とかパテとかも普通に使えるだろう。

で、どう使うかってとこですが至極簡単なことで、

平たいところは厚さだいたい約1mmちょいの均等な板なので

切って5枚重ねたら「だいたい5mm」の厚さ均等な板になるだろ?

キッチリ5mmにする必要はないので、これがうまく行けば
ランナー溶かすよりも簡単に作れそうです。

厚いタイプと薄いタイプがありまして、

厚いタイプは「表」と「裏」と「CD収めるとこ」の3つのパーツで構成されていて、
薄い方は

「CD収めるところ」と「裏」が一体の2パーツです。
厚いタイプの方が、平らな「使える部分」が多いので、厚い方を使います。

フチの「ケース側面になるとこ」をノコギリで切って

5枚平らな板を作りました。
まんべんなく接着剤を塗る必要もなさそうで、割と雑に接着剤を塗って、

この5枚を接着。透明だし塗った後がよく見えます。
CDケースの表と裏は「使える部分」が縦横とも幅が違っていたので、

余分なところはカット。

これでそこそこ大きな「厚さ均等」な板ができました。
正確に5mmではないですが、「だいたい5.5mm」くらいでした。
棚の側面とかなら、このまま使っても全く問題なさそうです。

ランナー溶かすよりだいぶ簡単でした。

じつは「ランナー溶かして作る」ということに

ちょっとした「ロマン」みたいなものを感じなくもありません。

なのでこれはこれで今後の課題として置いときたいところですが、

結果としてもっと「効率よく均等」なのができてる現実は直視するとして
進めていきます。

更に2つにカット。右の若干小さいのは余りです。
棚の壁面になる部分ができましたが、
そのうえで問題は「これでも気をつけながら施工したけど」、ノコギリでの

切断面はまず直角には切れていない。

側面にあたるところで、その一面は棚の「地面に接する部分」でもありますし、
極力きれいな平面にしておきたい。

タイラーで削る?

とも考えましたが、ここはパテとプラ板を使ってしまいます。

上の2枚を合わせてセロテープで固定、

垂直にしたい面の全体にいきわたるようにパテ盛り、で

平らなプラ板に軽くあてがい、

ちょうどよさげな「直角な金具」が2個あったので、
コイツで挟んで、上からぐっと押し付ける。

この「なんかの金具(正確には家具につける地震倒れ防止用の金具)」なかったらどうしてたの?

まぁ、たまたま一番に目についたのがこれで、そうでなかったら
「箱」でも何でも直角なもので代用していたかと思います。
ここから、

パテが乾燥したら、横のはみ出しているパテとプラ板を切って、

横の余分なところもきれいに整え、
固定していたセロテープを剥がして、プラ板をそのまま底面にして真ん中で切ったら

底面キレイにならした板になったでしょうか?
パテが余ったので反対側(つまり上側)も同じようにしました。

ちゃんと単体で立っています。
ヤスリで削ってきれいな平面作ろうとした前回はこのへんめっさ苦労しましたが、
このやり方なら時間も速いし簡単でした。

適度なところでかけるべきコストはかけないといけないということなのでしょう。
これだけじゃ「板2枚」でしかありませんが、
つぎ「これやるとき」くらいまでには、
なんとか「それらしい形」に持っていきたいところです。

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