スジボリ~曲面の曲線編

大晦日です。
袖付きズサもスジボリの工程に入ったばかりで中途半端なところですが、

そういえば去年の今頃何作ってたっけ?
と記事を読み返してみると、

ヘビーアームズカスタム(HPで3作目)のマイクロミサイル作ってるところでした。

そう考えると、今年できた作品は「ヘビーアームズカスタム」と「フリーザ様」の

2つだけです。

当初の目的「の一つ」だった「制作のスピード化」は
HP開設時よりむしろ遅くなっているようにもみえますが、
記事読み返してみて

「楽しんでやれているならこういうのもありか?ま、趣味なんだし」

って考えるようになりつつあるのは
成長なのか退化なのか何とも言えないところです。

「ギター」とか「フリーザ様の手パーツ」とか
いろいろ挑戦しているから時間がかかっているのだと思いたいな(^^;

そんななかで今回のスジボリも
今まで手掛けてなかったものがあったりもします。

丸っこくて曲面の多いジオン系ではありますが、
構想ねっていた時も、

曲線はなさそうだ」

とタカをくくっていました。しかしまぁ、よくよく見れば、

赤で示した線、写真に対しては何の気なしに直線書いていましたが、

そのまま直線引いちゃうとアカン展開しか想像できません。
この「やんわり尖ってる(?)」曲線に平行なのが要りそうです。
どうやって引くかといったところですが、
ボヤっとでも基準があればどうにかなります。
無理でもどうにかします。

この「やんわり尖っている」カドッコ、基準としてはすさまじく曖昧ですが、
この線に沿って「だいたい」2mmの所に「ある程度」短い間隔で点を打ちます。
点が少ないと曲線引くのが難しいし、
多すぎると基準が曖昧なので、線が蛇行するリスクがあります。
だから「ある程度」です。
点の列をみて「自然っぽ」見えたら、
この点をケガキ針とかでカッターのチェックポイントとなる「浅い」穴開けておいて、
角ばらないように「意識しながら、カッターでチェックポイントを全部つなげたら、

パッと見そんなにおかしくはなさそうです。

・だいたい
・ある程度
・自然っぽく
・意識しながら

うーん、「目分量4連」と名付け・・ません。
今の所、私の技術力ではこれが手いっぱいなのです。

メーカーさんが作ったもともとデザインされているモールドとか
いや、機体そのものでもサイズとか角度とか
どんな数式使ってデザインされているのか、気にはなります。
中学や高校の数学で「そういうの形成するやつ」が
あったようななかったような気もしますが、

今は遠い次元の話なので置いておきましょう。

とにかくフクラハギにもとっかかりができましたので
前回の横モモがそうだったように、構想の通りくらいまではサクサクと

行かないようです。

私はスジボリの線引きに釣り糸を多用していました。

今回も同じように糸を貼って直線のイメージにしようとすると、

曲面の中心ではないからピンと貼った時に力が上に働いてズレます。
仕方がないのでピンとは貼れないですが、

セロテープで引きたい線の所に固定しました。糸の貼り方はちょっとゆるいです。
あとは同じようにケガキ針でチェックポイントを作ってカッターで線引き。
ケガキ針で線の幅を少し広げて、

う、多少ズレた箇所あり。傷は浅そうなので後でヤスリで修正します。
こんな恥もガンガン晒します。同じようにして他の所も、

当初の構想の通りに彫りました。
軽くはみ出していた「」もヤスリで削って修正。

写す角度が若干違いますが「まぁ、構想の通りとしてよいか」
といったところでしたが、

下から見るとすさまじく空きがあります!
確かに写真に書き込んだ構想にはこの角度の部分見えなくて、
こんなに空いているとは思いませんでした。
さすがにこれは寂しすぎるので

思い付きですが追加しました。
内容は全く一緒なので、工程は割愛しますが

内側も同じようにしました。
ぐ・・モモのとこちょっとずれてる・・・
修正する?

内側だしほぼ見えないところです、今回はこのまま行ってしまいましょう。

で、ここまでやっておいて今更ながら思い出したことがありました。

糸でやる方法にこだわる必要、ある?

他に方法が?
あったのです。

他の方のHPでマスキングテープとかをガイドにしているのを見たことがありましたが、
すっかり忘れていました。

いいと思ったら技法はどんどん取り入れてネタにし
自分のスキルアップにつなげたいところです。

次回とは決まっていませんが、足はもう一本あるので試してみます。
ということで

まだ追加の余地もありますがとりあえず足一本できました。
まだ手掛けていないところと比較して、軽い達成感を味わったところで
無理やり「キリよく締めくくった」ということにしてしまいます。

みなさん、よいお年を。

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