言うは易し
何のかんのと言いながら
「これはやっておきたいな」的に上げたテーマをとりあえずは
4つのうち3つ
・モノアイ可動化
・なんか「いつもと違う」モールド作る
・足の裏(他シールドとか)肉うめ
は「形はどうあれ」こなすことができました。
まぁまぁ、これらもそれなりに手こずったわけではありますが、
今からやるこれ、
おそらく今回の「袖付きズサ」のメインテーマともいうべき
ほぼ全体にスジボリ施す
に取り掛かっていきたいと思います。
で、いままでこのHP開設してからでも、ピンポイントで
ここら辺ちょっとスジボリやっとくかぁ
ってな事例は少しはありました。HPでもそこはアップしていたりします。
なのでスジボリの経験ゼロというわけではありません。
じゃ、全体にするのはどうよというと、
それも実はゼロというわけではありません。
HP開設よりかなり前に作った「HGジム」です。
センスの良し悪しは問わないでください。
いろいろと自覚はあるので。
コレ作ってた当時、たまたまトモダチが作ってた
RGガンダムMK2(ティターンズカラー)で
デカールは適度にしておいて全部は貼らないらしく、
「じゃ、余りはくれ」
という流れでもらったのをベタベタ貼りまくって
こんなんなっちゃったのですが
それはともかく
スミ入れした黒い線のとこが、スジボったところでして、
はい、やっぱりね、
見てわかるとおり、基本的には各場所平面に近いのです。
だから楽というわけではありませんが、
下書きの線も場所によっては定規を直で当てて書けたりして、
比較的に線は描きやすかったのです。
そのあたりから、すべてがそうというわけではありませんが、
連邦系はカクカク、ジオン系は丸っこい
というボヤっとした観念を持っていました。
で、今回の「袖付きズサ」もジオン系の例にもれず、
アチコチ丸いとこばっかです。特に足。
手が角ばっているのが珍しいようにも思えます。
寸法測るのに苦労しそうですが、
まずはどこにどう掘るか、「大まか」な図を作ってみます。
前回の記事で最後に撮影した写真を載せていましたが、
全体的に暗くて線が書きにくかったのと、
もうちょっと別角度が欲しかったので撮りなおしました。
丸っこい「曲面」の多い機体ですが、書くのはほとんど「直線」です。
「曲面の曲線」というのをほんの少しだけ練習がてらやったことがありますが、
左右対称でミリ単位でズレなく描くのはホントに難しかったってか、
完全どころか自然に見えるというレベルでも今の私の技術では無理くさい
ので、必要なければ極力避けたいところです。
・・・必要なければね・・・
まぁ今は、構想を練る段階なので「写真」という「平面」に
バンバン書いていきます。
順番なんか別に決まっていませんが、目立つところから
やっぱりミサイルまで搭載しちゃってるフクラハギでしょうか?
書いて気に入るまで、何度も修正します。
当然、別角度の写真とある程度は繋げていないといけません。
前がこうなら、
後はこんな感じ?
モモも目についたので線入れてみました。
人によって考えるテーマとかは様々かと思いますが、私は
・よく中が壊れたりしてそこだけメンテのために開けやすい。
・被弾した外装を「剥がしやすく貼り替えやすい」。
といったところに重点を置きやすいです。もちろん自分なりに
・カッチョいいと思うかどうか
は、大前提です。
前と後ろの間には横があるので、
違和感なくつなげるように考えてみました。
フクラハギはこれで行ってみたいと思います。
横モモの円形が目についたのでそこにも入れましたが、
ちょっと気に入りません。ちょっと折れ線入れるか・・
これもイマイチ、折れ線広げてエッジ削った長方形なら?
個人的にはこれがマシ?
といった具合に修正を加えていきました。
まだなんか寂しいのでプラ板とかでなんかデッパリ貼ってみる?
とか考えますが、今はスジボリの線のみにしておきます。
肩に目をやると、
けっこう困った形です。
曲面の曲線はないだろうと思っていましたが、
無難ですがそのままなぞって、スジを強調することにします。
なぞるなら線が用意されているのでまだどうにかできそうな気もします。
これだけではちょっと寂しいので、
パカッと開けられるように・・・なんかイマイチです。
この方がシックリくるかな?
あくまで気に入った方を選んだのですよ
何もないとこに「曲面の曲線」書くのがしんどそうだったからじゃありませんよ。
こんな書き方したら余計にあやしく見えるけど。
修正する過程はどこもこんな感じで、
実際に胸やら背中とかも
写真が暗くなっちゃいましたが、こういう路線で行くつもりです。
もちろんこれらの中で写っていない角度というのがあります。
あくまで構想なので、ここから
「ああ、ここバランスとってこんな具合に入れとくか」
みたいなのがこれからさらに出てきます。
そのへんのコマゴマしたとこは場当たり的です。
どうしても構想が浮かばない、という時だけ同じように撮影して考えます。
しかし、書いたやつを改めてみると
まだ背中のヒコーキも手つかずで残っているというのに、
けっこうフロシキ広げちゃった感があります。
もちろんヒコーキ側にもこれと同じくらいの線の量がないと
おそらく変なバランスになりそうです。
そして掘るとなると当然寸法も合わせなくてはなりません。
構想練るのもそれなりに脳ミソ使ったつもりですが、
タイトルの通り、所詮まだ「言うは易し」の段階なのね・・・(TT