ゼロは無理でした

「考えて試して失敗」を繰り返しただけで
作業が全く進まなかった前回ではありますが、
そんな中で思いついた

「少量クズランナーとプラ板だけで肉埋めキメちゃう」作戦

を実行に移したいと思います。

ランナー敷き詰めて肉埋めできないかってなところから、
こんなのあと8カ所作ってしかも平らに調整なんてやってられない
プラ板はって隠しちゃうんだしプラ板ののりしろとなる部分が数カ所あれば
事足りるんじゃ・・?

という思いつきで、さっそく「のりしろ」となる支柱を作っていきます。
作るといっても「支柱」自体はランナー切って削って調整するだけです。
ただ25~6本程度、各場所ごとの長さや角度を多少調整しないといけません。
どうせ隠れちゃうところなのであまり使わなさそうな色のランナーにしました。

穴のデカいカカト(写真では下部の肉抜き部分)が比較的やりやすそうです。
斜めになっているその一番深い所に「ある程度」合わせた長さにランナーを切ります。

もちろんこのままではプラ板貼ったらでっぱってしまうので調整。

肉抜きの底になる部分は斜めなので片方をピッタリをは行かないまでも
いくぶん角度を合わせました。

足の裏の平面より1mm程度へこんだところに平らになるように調整。

あとこれを二十数個作るのか・・・

写真のヤツは「極力土台がしっかりしている方がいいか」と思い、
肉抜きの底面に支柱の角度を合わせましたが、
よくよく考えてみれば、

カドッコに接着剤でくっつけてしまうのだから
底面で接着しなくても壁面で接着したら
底面の角度調整なんかしなくてもよいのでは?

ということを20数本全部作ってから気付きました(TT

とにもかくにも

「ほぼ」すべての肉抜き穴にプラ板ののりしろを接着しました。
爪みたいになっている所(上部の両脇)では
カドッコに接着できにくい箇所もあったので、
結果として底面の調整は多少なりとも必要な「箇所もあった」ようです。
それでもカドッコじゃなくても壁面に接着はデキそうです。
まぁ、そこらへんは次のカテにするとして、

穴をふさぐ用のプラ板を切りました。試しに青い支柱の上に置いてみます。

やっぱり「多少」合わせたとはいえ目分量なので、
キレイにピッタリとはいきませんでした。
これに0.3mmプラ板で作ったモールドを貼る予定なのですが、
つま先部分の3つは両足ともでっぱりすぎているので
このままモールドをはるとさらにでっぱる分底面が不安定になりそうです。
まだ接着はしていませんので取り外して、
支柱の平面部をカッターで削り、立たせた際の接地面より出ないように調整。
調整直後の全体写真を撮り忘れました。

全体ではありませんが多少見える写真がありました。
で、そこはそれとしてこの写真、そうです

肉抜き穴はまだあります。

この先端の肉抜き穴、さすがに小さくてランナーとかでのりしろ作るとか
無理くさかったので、結局ここは

パテで肉埋めしました。

残念ながらパテ使用ゼロとはいきませんでした。

しかし、ランナー支柱での肉埋めの後にこの作業やると、
速いしラクに感じます。

あと、このままでは肉埋めはできたけどツンツルテンなので、
多少モールドとしてプラ板を貼ってみます。

肉抜き穴の底面にモールドっぽい模様があったので、
全部再現とはいきませんが「こんな感じ」でプラ板作ってみます。

上の写真にある細かいやつはおいといてデカいのだけ、

貼ってみたらこんな感じ。
白いのでわかりにくいですが、ツンツルテンよりはいいとしましょう。
支柱を調整した際に肉埋め部分だけわずかにへこむ様にしているので
立たせるには問題なさそうです。
塗装はここだけ先にしてもしょーがないので後にします。

今回、「この肉埋めパテめっさ使いそう」なとこから
パテをケチりたいがゆえに「パテ以外に方法ないか」などと模索して、
まぁ、それなりな結果にはなったのですが、

時間に見合ったコスト削減になっているかというと首を傾げざるをえません。

多少の技術的幅「は」できたということで、いいように解釈しておきたいと思います。

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