削減からゼロへ

課題として挙げていたテーマの一つ「モノアイ」が
とりあえずではありますが出来上がりました。
少し時間を喰っていますが、そんなに悪い流れではありません。
流れにまかせて次の課題、

足の裏の「肉うめ」に取り掛かります。
足の裏なんて普通に立たせていればまず見える場所ではないので
一瞬「必要ないか」とも考えるのですが、
アクションスタンドとかで浮かしたりすると
角度によっては見えちゃうので、
やはり課題として外すわけにはいかなさそうです。

HGだとわりとこの手の「肉抜き」がよく目立ちます。
別にディスるつもりもありません。
というのも、
アチコチで書かれている「理由」とおぼしきものを見てみると、

・プラスチック「素材」の量を減らすコストダウン(私的にはこれが最有力ぽく思う)
・プラスチックの性質上、肉厚パーツはヒケ(ムラみたいなの)の原因になりやすい。

といったようなのが見受けられましたが、中には

・改造したい人のために改造する余地を残す。

なんてのもあったりするようです。
HP開設以前に作ったHGゼー・ズールのアイアンネイルが

なかなかアレな肉抜きだったので、

こんな感じで肉うめ、

まぁ、確かにできた時はわりと達成感がありました。
この時は、カドッコとか作らないといけなかったので、
パテ盛って乾燥後に削って形成しました。

今回のも「パテで」と思いました。
しかし、上の写真でもわかるとは思いますが
全部パテで埋めると結構な量になりそうです。
「そこケチんなよ」と言われるところかもしれませんが、
パテもそれなりにコスト掛かるので、
なんとかコスト削減できないものか?と考えてしまうのです。

で、

パテ使う前にプラスチックのカタマリとかである程度埋めちゃったら?

という考えに至り、

もしかしていいサイズのヤツないかなと、
今までにランナーを溶かして必要な部分を切り取ったクズとか、
失敗したカタマリとかをあさります。

こんなもんなんで置いてんだよ?

そりゃ、こんな時に使う「かもしれない」からです

で、探してみましたが、

そのままでも使えそうなのは2個しかありませんでした。

それも全然足りなかったり多少削らないといけなかったりでイマイチです。

削って作る?こういうの?

約10個も?

切って削ってがちょっとしんどそうなので別の方法考えます。
そもそも、どうせパテで整地するのだったら

ギッチギチに埋める必要なんかありません。

なんか加工しやすそうなのないか?

このランナーに「A」とか「B」とか表示するためのコレは
文字が浮き出たりへこんだりして多少雑ですが「板」です。

そこそこな枚数を切って合わせて接着してみました。

多少雑ですがある程度厚さを調整できます。肉抜き穴に突っ込んでみると、

さっきのカタマリよりは調整しやすいかもしれないが、
やっぱり切って削っての労力はなかなかダルそうです。

そこそこ作る数も多いので、もうちょっとラクな効率的な方法はないものかと
考えているうちに、

そういえばスカートの裏打ちとかやるとき
平らにしたいがために結局最後はプラ板貼っていた・・・
「埋め」という言葉にこだわってい
最終的にプラ板しか見えない状態になるのなら

中身は支えることさえできていたら問題ないんじゃね?

なら斜面に合わせて長さを調整しながらランナーを切って敷き詰めていけば

このかかと部分、試験的にやったので多少雑ですが
先に向けてじわじわ短くしたランナーを敷き詰めて平面を作ろうとしてみました。
これ側面を接着して取り出した状態でタイラーとかで整地したら
いい感じな平面できないかな。
試しにこの状態で穴サイズのプラ板を切って貼ると

きれいに整地していたらうまく収まりそうな気がします。

いろいろ考えているうちにパテの削減どころかゼロで済むかもしれません
しかし、ジワジワ斜面に合わせて長さを調整しそれを敷き詰める作業もやはり
約10個作るとなるとなかなかの労力に・・

いや、待てよ・・

プラ板貼るのに敷き詰める必要なんかある?
スミッコに4~8つくらいのランナー接着して
接着剤の「のりしろ」みたいにすればそこにプラ板貼って

埋めたように見せられるんじゃないか?

それなら1カ所につき短いランナー4~8本で事足りるかもしれません。
私の手抜きとケチ「技法」に対する探究心がついにここまでこぎつけて

いません。

前述したことを考えては試して考えては試してとやっているうちに
数日すぎてしまいました。最後のはまだ試していません。

つまり、最後に見えたのをまだ試していないイコール

今回、実質的にまったく作業が進んでいません

まぁ、こういう「取り組み」も作業の一つと考えるとして、
次回、最後に出た
「少量クズランナーとプラ板だけで肉埋めキメちゃう」作戦
実行に移す予定でいます。

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