モノアイ可動化~その2
なんとか土台となる部分も作れたところで、
可動部分(モノアイレールにあたる所)を進めていきたいと思います。
「可動部分もランナー溶かして作る?」
心情的にはそうしたいところですが、
溶かして作るにはあまりにも小さいし、
土台の時みたいに適当な大きさのジャンクもありませんでしたので、
0.3mmプラ板で8mm四方程度の四角を何枚か作り、
これらを重ねて瞬間接着剤でくっつけて四角いカタマリを作ります。
見た感じはこんなのです。土台の3分の2くらいの厚さにしました。
14枚くらい重ねたでしょうか?
0.3mm x 14枚
で、だいたい厚さ4.2mmくらいです。
モノアイは2.8mmのものを使う予定です。
けっこうデカい目です。
これにうすい枠をつける予定ですが、その分を加味しても
サイズ的にはこんなとこでしょう。
カドッコをヤスリで削ってとりあえず丸くしました。
プラ板は何故かわかりませんが「溶かしたランナー」より柔らかくて削りやすいような気がします。
同じポリスチレンでもなんか違う所があるのでしょうか?
いや、もしかしたら、ここ最近削り作業ばっかりしてたので、
手が慣れてきたか?
これはいわゆる「スキルアップ」というやつ・・だったらいいな。
この可動部分を設置するところを作るので、
写真の隣にある「ランナー溶かして作った」土台部分の一部を削ります。
・・・前言撤回・・・やっぱりこっちは「なんか」固いです。
スキルアップでも何でもありませんでした(TT。
とりあえず「硬さが違うような気がする」案件はここではあまり影響ないので、
置いといてお構いなしに削っていきます。
削ったらこんな感じ。このへこんでるところに挟み込んで可動部分を設置します。
挟んでみました。当然ですがまだまだデカいです。
上から見たところ。
・・・この白いのが、みんな枠内に納まるまで削るのか・・・
普通に考えれば、
「最初からもっと小さめに作っとけよ」
ということになるのですが、
小さいパーツの時は最初から適度な大きさにしようとすると、
だいたいカタチを形成するまでにバキッとやったり、
思い通りの形にならずしかも修正が効かないことがこれまで多かったので
大きめから削っていくという感覚がつくようになりました。
手間ですが微調整はしやすいです。
ココからやさしく削っていきますヨ。
オラオラオラァ
オラオラオラァ
もうちょいです。
進み具合を解りやすくするためにt定位置に取り付けた上からの写真にしていますが
もちろん取り外して削っています。
上からの写真しかとりませんでしたが、
下に向けて細くしていっています。で、できたのが
私の優しさのカタマリです。
プラ板で作ったカタマリなら速いかとタカをくくっていましたが、
やっぱりそれなりに時間喰いました。
下に向けて細くしたと書きましたが、横から見たらこんな感じです。
挟んで具合を見てみます。
いい感じで枠内に収まりました。ガワも付けてみると
適度に内側のスキマ残してうまく収まっています。
付属のシールではなく市販されているクリアパーツのモノアイをつける予定なので、
その分ほんの少し厚み(1mmもない程度だが)を考慮しなければなりません。
なので、この「スキマ」が少ないと後々やっかいなことになってきます。
あと
これで「黒塗ったらまぁ大丈夫か」とも思いましたが、
ちょっとでも元の形に近い方がいいかと考え、
パテで受け皿っぽく枠を作ります。
めっさピンボケになってしまいましたが、
可動部分を設置していたところにパテを盛り、
水で濡らした可動部分を押し込む!
水で濡らしているとパテとパーツはくっつきにくいので、
極力カタチを崩さずに外すことができます。
ただ、このまま乾燥してわずかに縮んだら、せまくなって回転しにくくなるので
乾燥後、ヤスリで微調整します。
時間が無くなって微調整までできませんでしたが、
試しに乾燥した状態で取り付け
この状態でガワを取り付けると
当たり前かもしれませんが、少しスキマが減ったように見えます。
微調整も含めて次回には「せめて」この可動部分くらいはケリをつけたいところです。