そこからなのです
フリーザ様自体は完成しましたが、その時に
「手のパーツを作ることできないかな?」
などと考えて取り組んでみたわけですが、
・・・あぁぁ、またこの写真載せるのか・・・
何度見ても精神的によろしくないデキです。
このままではくやしいので
「練習部屋」の新カテゴリーとして
「手パーツを考える会」
を新設して、
今後、ネタに困った時の予備項目として
ランナー再利用も若干兼ねて自分の技術向上に取り組んでみたいと思うのです。
ネーミングをもうちょっとどうにかしたかったですが考えつきませんでした。
そして「会」なんて名付けちゃってるけど、基本1人です、ちきしょー(TT。
まぁ、たまたまですが「フリーザ様」思っていたより速くできたので
さっそくリベンジがてらやってみます。
ちょっと考えてみましたが、
やはり最初の内は「同サイズの手本」があった方がいいんじゃね?
ということで、
人差し指だけ立てているこのパーツ、キットには右手しかありません。
左右対称ではありますが、これを見本にして
左手の同じやつを作ってみたいと思います。
で、その前に同じ轍を踏まないためにも上の各手パーツについて
「どーしてこーなった!?」的な反省を少しまとめます。
すぐに思いつくのは3つ
①パテの盛り方削り方が全体的に「雑」過ぎ。
②何を血迷ったのか骨組みまでランナーで作ろうとした。
骨組みはランナーで、肉付けはパテでみたいなイメージを持ってしまっていたかも。
③「手首より先」だけに着目していて腕とのサイズ比較や厚さを考えていない。
いやもうね、
まず①は論外です。反復で練習して経験積むしかなさそうです。
ただ、この経験値が低いからこその②や③なのかもしれません。
②は「なんでこんな考えに至ったかはわからない」が、これがダメってことは解りました。
キット付属の「パー」と比較してもわかるとおり、
「うぃっしゅ」のこの折れ曲がってるところが「指のつけ根」になります。
落ち着いて考えてみれば、手の甲全部ランナー溶かしたやつで作って
指だけランナー削って挿し込み、
骨組みのミゾだけヤスリで削るとかした方が全然マシにできそうです。
これから作る「左手の指差し」はそこらへんをちゃんと押さえたものにしたいところです。
③は「手と腕がどうつながっているか」を全く考えなかったので、
平たすぎて「横幅」も「つながり」もすごく不自然になってしまいました。
キット付属の「パー」も手つきとしては平たいですが、
手首に丸みがあるので腕とのつながりが自然に見えます。
で、まぁえらそーに書きましたが、どれも
「そこから?そこからなのか?」
というレベルなのは認識しています。
はい、そこからなのです。
いきなり色々考えすぎると「結論・・・私ではできない!」とかになっちゃうので、
まずはこの3つくらいを反省点として作っていきます。
1cm強四方のランナーを溶かしたカタマリを用意しました。
ふと思いましたが、だいたいこのくらいの太さの棒を
ランナー溶かして作っておけば、何回失敗しても
ピラニアノコギリとかで切り取って材料にできそうです。
ある程度は失敗する前提でいるつもりです。したくはないですが。
小さいのでカッターで削るのは手元がちょっと怖かったですが、
とにかくカッターとヤスリで手のひらの形に近づけます。
なるべく左右対称の形に近づけました。
腕と接続する面も似せるようにしました。やはり手本があると多少はやりやすいです。
完全な左右対称は「私の技術力じゃ無理」なので、もちろん目分量です。
今回は「生き物」なので問題ありません。
そもそもミリ単位で完全に左右対称な生き物などたぶん存在しないので。
・・・開き直りやがった・・
でもガンプラの「マニピュレーター(いわゆる手です)」とか作ろうと考えるなら、
機械なんだしここら辺が色々引っかかってくるのかもしれません。
手のひら部分はこれで行くとして指も作ります。
上の写真にあるようなランナーを金ヤスリで細くして指に近いサイズにします。
手のひら部分の指の接着面がデコボコだと接着剤だけでは頼りなさそうなので
タイラーで整地しました。そのうえで、
指は表面さえ丸みをおびていたら良いので、
ランナーを指の太さくらいに削ってから、接着面をタイラーで作りました。
前回はあまり接着面とか考えませんでした。
細くしただけのランナーをわりと無理やりくっつけて、
上述の②で書いたような、「ランナーで骨作ってパテで肉作る」になっていました。
今回はパテはあくまで補正的なものと考えます。
このランナーを指の第1関節くらいの長さに切って3つ並べて接着
人差し指用の余白を残して、つけ根辺りを多少ヤスリでなめらかにしました。
手のひら側から見たらこんな感じ。
指の内側が平らですが、これに第2関節以降を取り付けて隠していきます。
フリーザ様は「比較的速くできたな」などと思いましたが、
やっぱりここにきて仕事の遅さを発揮しています。
次回までには塗装は無理として形だけでも完成・・・
いやせめて指の形成まではどうにかしたいところです。