生き物?のライン消し

前回の最後に「身体の塗装に入りたい」と書いてしまいましたが、

・・まったく作業に入っていません。

というのも、

今回のフリーザ様、筋肉のフシごとにパーツ分けされているので、
ライン消しはほとんどいらなさそう、ということも以前書きました。

せいぜい赤線引いた、足の所くらいじゃね?
などと思っていたのですが、

よくよく見れば、思いのほか多かった。

はい、ライン消しにけっこう手間取りました。
で、上の写真以外にどのくらい増えたかというと、

ヒジとヒザの関節をつなげている部分、これは消した方が良さげです。
ちなみにパッケージ横の見本もここのラインは消しているようです。

ちょっとアレなアングルですがオマタの「ケツあたりのライン(赤線)」、
同パーツの上、腰部分もまぁ必要かと。
同じ写真に少し見えている「モモのつけ根パーツ(緑線)」、
基本的にはモモの筋肉パーツに半分くらい覆われていますが、
ポーズによってはラインが見えます。
そして、けっこう長いのが

シッポです。わかりにくいですが
2個のパーツを合わせたものを3つつなげて構成されてます。
可動部分たった2カ所と思うかもしれませんが、シッポのもとの曲がり具合が
なかなか絶妙で、けっこう自由度の高い曲がり方にできます。

そうです、
どの箇所も2個のパーツを合わせているので、
シッポに沿って長いラインが2本あります。
おまけに曲がっている所にほぼ垂直に「シッポのフシみたいなの」があるので
コイツは消さないようにしたいところです。
まぁ、埋まったら掘ります。

そして、ここは私的に無理と断念「しかけている」所もあります。

「頭」横のラインです。
目と口のパーツを中に設置してハメ殺すので塗装ができないんじゃないか?
と考えました。

パーツを取り外してハメたところです。
もしかしたらここからピンセットかなんかで入れることできないか?
それができたらライン消ししてハメ殺してもあとで目玉入れることができます。

明らかに横幅大きくて無理でした(TT。
ちなみに口は余裕で後ツケできます。

でもパッケージ横の見本ではきれいにライン消してるんですよね。
これどうやったんだろう?

ちょっと調べてみました。
パッケージのそれがそうしたものなのかどうかはわかりませんが、

赤矢印の先がボールジョイントを接続する部分で、
緑線の形状にいったん切り取ってライン消しとかその他モロモロができた後に
ここをもう一度接着しなおす的な、

未知のテクノロジーを持っている人のページがありました。
いやぁ・・・関節にかかわる所を触るのは考えたことがないです。

こうすれば確かに後で「目を入れる」ことができそうです。

でも関節部かぁ・・・・
うぅぅ、関節部なぁ・・・

確かにジョイント部はわりと薄いです。
写真の赤線のところで切り取ったら理論上可能です。
いや、理論上可能もなにも、すでにやってる人いて実績あるんだから・・・・

やるかどうか今けっこう迷ってはいるのですが、

ひとつだけ私に「ある意味」有利な点があります。それは

現段階で顔は2個あるということです。
どっちを生贄に選ぶかは迷う所ではありますが

・・・まだ「やる」とは言っていませんよ。
37%くらいは「今回は見送り」という可能性を抱えています。
ハンパな数字の根拠?

ありません。なんとなくです。

ということで、「まぁこういう具合で行くかぁ」的な

ヴィジョンが見えたところで、進めていきます。

今までモビルスーツのライン消しはそれなりにやりましたが、

実は「生き物(?)」は今回初めてです。
みょうな不安がのしかかっていましたが、

やってみると

ガンプラの連邦系とかよりも案外やりやすいかもしれません。
連邦系って基本カクカクな感じなので、場所によっては「タイラー」に頼ったりしていましたが、

生身となると「まっすぐなわけない」ので逆に加工のしやすさを感じました。

ヒジとヒザの接続部です。瞬間接着剤でミゾ埋めてカリカリ削りました。
うっすら線は見えていますが、塗ったら消えるかと思われます。

「おまた」ケツのラインとシッポの縦線も同じようにライン消し。
シッポフシの線は残せています。反対側「ツルツルなところ」も、

こうからの

こう。
やることは一緒なのでやる箇所が決まったら、少々量が多くても
どうにかなるようです。
最初に「ここくらいは抑えとくか」的だった足元も

こんなかんじ。

まぁ、今回はこれでどうにかなりました。
塗装したらどうなるか何とも言えないところですが。

そして、今でも気になっているのが、

「どう?顔、アレやってみる?・・1個なら・・1個ならまだ・・・」

という所なのです。
次回、塗装やり出したら・・・そういうことです。
そうじゃなかったら・・・そういうことです。

ネタ的には「自分の技術向上」的には後者でありたいような気もします。

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