思いのほか手間でした
わりと衝動的な思い付きで、
「手、作ってみるか」ということになりました。
パテをあまり余らせたくないので、
ある程度骨組みを作ってからパテ盛りするか・・
と思っていたのですが、
この骨組み作る作業、
思いのほか手間でした。
数日ありゃそれなりに作れるんじゃないかな?
などと考えていたのですが、作ったところで、
瞬間接着剤だけでくっつけています。
で、パテ盛りする前にある程度は根元とか形成しておきたいのです。
上の写真では左側の土台部分は手首の大きさに合わせて削りました。
比較してわかるかと思いますが、右側(つまり左手)の方はちょっとデカいので、
ヤスリとカッターで適度な大きさに削るのですが、
下のカッティングシートのメモリでわかるとおり、この2cmにも満たないであろう
自作パーツの「指」は太させいぜい1.5mm程度です。
そしていっけん指の関節のように見えるところ、本当はそこが指の付け根になるのですが、
そこは前述の通り瞬間接着剤で接着している「だけ」です。
瞬間接着剤は引く力にはめっぽう強いのですが、
「横方向」や「押す力」には案外弱いです。
手に持ってヤスリ掛けしますが、
力の加減あやまって
何回かポキポキ折りました。
そんな状況で手間取ってしまいましたが、
「うぃっしゅ」と「チョキ」だけはなんとか両手分
体裁を整えました。
ココからパテを盛ってヤスリで削りつつ生身っぽく見せていきたいところです。
これが出来るなら、メカっぽいガンプラのマニピュレーターはもうちょっとやりやすい
・・・かどうかは知りませんが、そのうち手を出してみたいカテゴリーではあります。
まぁ、今は生身でいけるかどうかを考えることとします。
エポキシパテで生身っぽく覆いかぶせるように盛っていきました。
さて今度はもっと形を整えるようにヤスリ掛けしていかないといけません。
骨組みの時にもポキポキやってたのにさらに細かい作業が要求されそうです。
実際の「パー」のパーツを見てみると
手の甲の部分に指の骨の「スジ」が再現されています。
たぶん「難所」はこの辺じゃないかと思います。
ヤスリで整える前にもともと作っておいた骨組みにあたりをつけるような感じで、
カッターで軽く溝っぽいのを作っていきます。ちょっと溝を入れたところ、
なんかめっちゃ不安になってきた!
大丈夫かな・・・これ。
そこそこカリカリっと溝を広げ
骨だけ細く浮き出るようにしていきます。
フィギュア加工用の針ヤスリ(写真では解りにくいですが中央あたりの黒い細いやつ)で
力加減に注意しながら整え、
ちょっと不安が和らいできたかな?
とりあえずこの辺で止めておいて、右手も同じ要領で作成、
接続部のパーツも手首のとこに取り付け、
小マシに見えてきたでしょうか?
削りすぎたか指の付け根のポッコリがなくなってしまっているので
もう一度パテ盛りをしないといけないかもしれません。
指も力加減に注意しながら丸くしていきました。
でも上にのせた「パーの手の甲」、よく見ると、
ちゃんと爪まで再現されています。
これをもう一度「盛る」かして作るか、塗装でごまかすか
悩むところではあります。
さて、チョキも・・・
はいすいません、今回載せた「うぃっしゅ」だけで手いっぱいでした。
予想以上に手間がかかりそうです。
またえらいのに手出しちゃったかな・・・
などと考えていますが、
ここで載せちゃった「うぃっしゅ」と「チョキ」くらいは
成功でも失敗でも、やり遂げてネタにする気でいます。
ちなみにお約束といいますかなんといいますか、
・・遠めに見たら、
もうちょっと頑張ればなんとかなりそうな気が少しだけ湧いてきます。
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