懐かしい素材~パーツもろもろその2

さらにパーツ作成を進めていきます。
前回に作ったボディ部分の「板」ですが

コントロール(弦を固定するとこ)とフレット(指おさえるとこ)の部分は一部重なっていて、
そこを放置していました。
重なっている所を小さめに切り取り、そこから少しずつパーツを合わせながら微調整。

赤いとこを切り取りました。
ココでもやり方はやっぱりアナログです。

パーツを合わせたらこんな感じ。
塗装+スミ入れでなんとかなりそうなところまではこじつけました。

ヘッド部分ペグ(弦くくるとこ)横の調整ネジのつまむとこも作っていきます。
ネジとなるランナーの先に瞬間接着剤でプラ板を貼り付けてツマミっぽい形に削るのですが、
0.3mmプラ板一枚だけでは薄すぎて頼りなく削ってる時にペキッとやっちゃいそうなので、
2枚重ねて「単純計算」0.6mmにしました。

ひとつ約2mm四方、厚さ0.6mmの四角を6個作りました。
こんな2mmのものをそのまま指でつまんで削るのは無理くさいので
ちょっとでもつかめるところを確保するということで

接着して削ります。
厚さ0.6mmの側面を瞬間接着剤でくっつけただけなので、
ヤスリで側面を丸くする際にポロっといかないか不安でしたが

心配とはウラハラに問題なく削れました。
6個をヘッドに設置

スミマセン、まだツマミを削る前の写真しか残っていませんでした。
新たに撮る気力がありません
実際のギターで弦を調整したりすると、ネジのツマミって
角度がけっこうバラバラになっていたような気がしましたが、
ネットで拾ってきた資料は全部同じ角度になっていたので、今回は気にしないこととします。
上のツマミが丸っこくなってるやつがここの刺さることになると想像しちゃってください。

さてモロモロのパーツの中で、
けっこう不安材料となっていたのが
コレから取りかかる

「ストラップピン(肩から下げるバンドを固定する金具)」と「バンド」です。

マスキングテープを2つ折りにして、「ある程度近い」サイズを作ってみました。
マスキングテープに穴をあけてジカにストラップピンの軸に差し込んでいるので、
接続部品の分だけ短めにしないと長すぎるのができてしまうかもしれません。

・・・1cmくらいかな・・・・

やっぱりここでも目分量です。
そもそもギターの経験なんてゼロに近いので適正な位置なんてわかりません。
テキトーなライブの画像や動画で「こんなもんか」と判断します。

その辺はやってみてから考える(いいのか?)として、
バンド部分の材料をどうにかしないといけません。
できれば

接着剤でくっつけることができて比較的自由に曲げられる素材

そして金がかからなければさらによし!
なんかないかと探していたらありました。

現在でもそれなりに使用されている方がいらっしゃるそうですが、
個人的には何年ぶりに見かけたでしょうか?
カセットテープです。

これのテープ部分なら自由に曲がるし接着剤もくっつきます。
これを使いたいと思います。
ちなみに中身は、今聴くと「頭抱えたくなる」ので秘密です。

これをほじくり出してさっきのマスキングテープより若干短めに切っていきます。

一度長めに切ってから、マスキングテープの穴の長さに合わせていきました。
フフフ・・・さようなら、私の恥ずかしい過去・・・(^^;

ギター本体とバンドをつなげているパーツはプラ板を合わせて作ります。

バンドとなるテープの幅は約4mmなので余裕を持たせるために横幅6mm、
縦2cm程度のプラ板を2枚合わせて、赤い四角で囲ったところだけ接着剤を付けました。
ストラップピンの軸を通す穴(接着したとこ)と「テープ固定を補強する用の穴」を2つ
計3つの穴をあけます。
前回のピックアップの密な間隔に比べたらこのくらいの間隔は全然楽です。

うっすらカッターで切れ込みを入れテープの幅4mmがはいる溝を作りました。

フタになる同サイズの一枚を用意しました。接着したら厚さ約0.9mmのパーツができる寸法です。
これでこのへこんでいる所にテープを設置するのですが、

・先に塗装してからテープ差し込んで接着するか
・塗装はマスキングでどうにかするとして先に接着してしまうか

迷ったところでしたが

結局、瞬間接着剤で先に接着しました。
いくらかなり薄いとはいえ、あとで接着剤を付けた状態で挿し込むのは難しそうでしたので。
テープがかなり薄いので、今思えば溝作らなくても
無理やり挟み込むことができたかもしれません。
「うすい=脆い」と考えるべきでしょうか?
塗装時のマスキングがちょっとめんどくさそうです。

今回はこれで両端接着しちゃいました。

気休め程度ですが「なんか金具っぽく」削ります。
これ以上削るとギターの重みを支えること自体に支障をきたしそうなので
これで止めておきます。
テープが接着剤だけでは心細いので、先ほど用意した穴2個に、

削ったランナーを挿して接着

ニッパーでデッパリを切ってからヤスリで軽く整えました。
けっこう不安視していたバンドもどうにかなったかと本体に設置してみると、

あれ?・・なんか短くね?

そりゃぁ、お試しのマスキングテープよりパーツ分短くしたけど、それを加味しても・・・

ここまで来ておいて「やり直し」という恐ろしい言葉が頭をよぎりました。
完全に接着してしまっているので、

やり直し=いちから

です。材料に困ってはいませんが手間はなかなかきついです。
おそるおそる富士急ガンダムの肩にかけてみると、

バンドが黒いのでそれ自体がかなり見えにくいですが、
ギターの位置的には問題なさそうです。
一時はどうなることかと思いましたが、これでストラップピンの軸を少し短くして
フタ(写真撮れてませんが一応用意しています。ここは塗装してからにします)をしたら、
パーツは完成です。

次回からいよいよ塗装に取り掛かりたいと思います。

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