あるものでどうにか
いやぁ、専念しだすとそれなりに事は進み始めるもんです。
コマゴマした所をチクチク進めていきますよ。
1行目で「進みよさげ」に言っといて2行目には「チクチク」なのね・・(^^;
作らないといけない部品の数はさほど多くなさそうですが、
その中でも割と目立つ場所から「ブリッジ」「サドル」あたりを作っていきます。
違いはよくわかりませんが、
平たく言えば「ケツ側で弦を固定している所」です。
物を作るにあたって、それそのものの細かいところを知らなければとも思うのですが、
なんとなく名前検索するのが手いっぱいでした。
前回で暫定的な幅に切りましたが、これを調整していきます。
横幅を削りました。「最初からこの幅に切ればいいんじゃ」とも思うのですが、
切り過ぎが怖かったので、余分に残してからヤスリで削りました。そこに
0.3mmのプラ板を接着剤で3枚重ねたものを両脇に貼りました。
0.9mmの板が両脇に貼ってあるような状態です。
写真でも3枚合わせた跡が今はくっきり見えます。
0.9mm、まぁ約1mm、これを「結構余裕のある幅」なんて思える、
私、成長してる
なんて言う気は全くありません。とはいえこれだけの厚さ(?)があれば
プラ板を差し込む溝をカッターで作れるので軽く掘ります。
そこに0.3mmプラ板を一枚さしこんで、
これを同じようにプラ板3枚重ねて作った厚さ0.9mmのフタをして、
ヤスリで削り、表面の「重ねた板」感をなくすようにして、
こんな感じ、「これにちょっとだけゴテゴテさせたらぽく見える?」程度には見えてきました。
ミゾにプラ板挟んでへこんでいる所の「目的」は裏側を見ると解りやすいかと。
上の写真は裏側なので接着すると全く見えません。
この穴のところに弦となる釣り糸を結んで固定します。それを隠すためのプラ板です。
「上側のへこんでいるとこどうすんの?」といったところでしょうが、
「ギター ブリッジ」で検索すると結構参考になる画像が色々あったので
それっぽくすることにします。
丁度・・・ではありません。
なんかに使おうとしてうまく行かないでそのままにしていた、
うってつけの材料がありました。
ちょっとわかりにくいですが横にあるカッターとかで細さを想像してください。
モビルスーツの動力パイプとかに使えそうな結構細かいスプリングです。
こんなふうに、わりと自在に「ウニョ~ン」と曲がります。
曲がることは今回たいした利点ではありませんが、
これを短く切って各弦ごとにバネをあてがっているようにします。
「そんな感じのブリッジの画像」がありました。
ちょっと記事の順とデキ具合の時系列が合っていないところがありますが、
この辺わりと同時に思い付きでやりましたので許してください。
こんな感じでかなり短いのを6本並べると、
バネの横ツンツルテンのところに「弦ごとに溝を掘ったプラ板」をはると、
ぽくなってきたような気がします。
あとは塗装でどうにかできると考えたいところです。
一番つまづきそうと思っていたところで軽くメドが見えてきました。
あと、前にできていたところの補正をしたいと思います。
ネックの「フレット」と呼ばれる「弦を指でおさえるところ」はプラ板とか貼り合わせて
どうにかなっていたのですが、保存の仕方がまずかったのでしょうか?
なんかあちこち欠けています。原因はわかりませんが
・・いや雑に扱ってただけでしょ・・・
それは今後の課題ということにしておいて、現状をどうにか手直し・・
・・・ダメだ、作り直そう。
たぶんそれが一番速そうな気がしてきました。
ただしおんなじことやったってまた欠けたりしそうなので、
ちょっと対策を練りたいと思います。
プラ板を削って作ったら欠けちゃうの?欠けないようにするには?
よく使ってる釣り糸を接着剤でつけてみる?糸なら欠けたりしない?
ちょっと細すぎかな?
じゃぁ、それより太い釣り糸買う?たぶんあるよ。
いや、その前にあるものでなんとか・・・
カネかかりそうとかそういうトコだけことさら真剣だよね、お前(自問自答です)。
ということであるものを色々ゴソゴソと・・・
たしか0.5mmくらいだったと思う真鍮製の針金がありました。
金属とプラスチックって接着剤でくっつくか?
ちょっと短く切ってほとんど切れっ端なプラ板に接着、
乾燥したらちゃんと持ち上げられます。原理はわからんが
すごいねアロンアルファ。これならいけそうです。
ということで、
針金を短く切って、極力まっすぐになるように
目分量で(やっぱりか!)調整。
一本ずつ貼り付けて行きます。
これも後で知ったことで、ほとんどのギターのフレットは
21本、22本、24本のどれか
だそうです。
たまたま資料とした画像が22本だったのでそれで行きました。
瞬間でくっつかないこともありましたがどうにか接着できたようで、
「完璧なまっすぐ」なんてできるかっての!
でもネック部分の針金は平行になるように貼り付けました。後はこれをニッパーで・・
・・パチン!・・のショックでポロっと逝ったりしないよな?
ってな懸念があったので、乾燥後、弦を指でおさえながらショックを和らげるように
切りました。どうにかいけたようです。
針金ならとりあえずは欠けることはないと考えたいです。
ポロンと取れるリスクはないとは言えませんが・・
これも塗装すればどうにかなると思いたいです。
コマゴマした所を攻め始めてから、形はどうにかなったものの
保存も含めて先行き不安なところがポロポロ出てきています。
とりあえず、形を保って進めることができているようですが、
失敗が出たらそれはそれでネタにしますよ。