ドライブラシ

久々の「事前練習」です。

今回ちょっとHGヘビーアームズ作るにあたって、仕上げを

「影入れる」か「汚す」か

ってとこで迷ってはいたのですが、悩んだ結果「汚す」ことにしました。
理由はいろいろ「ありません

ないのかよ・・・

で、汚す(以下ウェザリングってな単語使うかも)という作業について、

やっぱりね、

軽く練習はしておきたいのです。はい。
まぁ、理由も含めていきさつ云々は「次回にやる」として、ここは

汚す練習をバシバシ進めていきます。

具体的に何やるかっていうと、タイトル通り、

ドライブラシ」です。

わりと「古典的な」なんて言葉は使いません。
「お前ごときがドライブラシ語るな!」てなくらいにけっこう歴史も実績もある技法です。
と、わかっているうえで「やらかしをさらす覚悟」で練習していきましょう。

が、

まずは練習台がないと話になりません。何せ練習なんだしホンチャン使うわけにはいきません。
今までここでやってきた事前練習とかはツンツルテンでもどうにかなっていたのですが、
ちょっと凹凸が欲しいのが今回の練習。
なんかの芳香剤やプリンの空箱とかじゃツルツルでちょっと厳しいかな?
そんななか、

残しておくもんですね、

前回の作品「ガンタンク初期型」の「背中のなんか」です。
このランナー番号が2組使うことが多く同じものが2組用意されていたけど、この「背中のなんか」は1個しか使わないので、
余っていたのです。製造ラインとかの都合かもしれませんが意外とあるんですよね、
この手の不要部品。

ですが、

今回は「おかげさまで」このタンクっぽい「なんか」練習に使えそうです。
上下組み合わせるだけですが、それだけではちょっと練習的に寂しいので、

プラ板で「それっぽい」モールド貼りました。
練習的には薄いモールドもちょっと試したいところでしたので。

で、

それ以外に見ておきたいのは、「傷」です。
それを再現するために用意するのが、

ハンダゴテです。なかなかな温度で表面に「練習用の」傷をつけちゃいましょう。

アツアツのコイツを軽く当てるだけでそれなりのができます。
ガンダムウイングの世界にビーム兵器があったようななかったような、「鉄血」と混同してますが
まぁ、そんなとこは気にしません

練習なので。

想像働かせます。
・・・なんか弾かすめました。ピシン!ピシーーン!

ハンダゴテがジワジワ熱くなってくると、ちょっとした力の入れようで
弾かすったような跡が簡単にできちゃいます。

慣れてくるとちょっと面白いです。更にあちこちに「かすった跡入れてみたりします」。

ふふ・・今作ってるやつも含めて、まぁ「主役級」のアレには

いくらかすってもそういう設定じゃない限り直撃しないようにできてるんですよ・・

これはハリウッドだろうが時代劇だろうがガンダムだろうが、割とデフォな設定です。

・・・が、実験台が主役級なわけありません。

まぁ、練習なので、

バスン!!直撃弾です。ハンダゴテを軽く(ホントに軽く)垂直に差し込みます。
直撃のタマの跡っぽく悪くありません

何発目に死ぬかなぁ!?

・・・まぁ・・練習なんだし、うん・・
ハンダゴテはアツアツの状態だし、この廃プラ盛り上がった状態が悪くありません。
ちなみに今けっこう楽しいです。

ちょっと某エナジードリンク的なのも作っておきました。
楽しくてチョーシに乗りすぎたか?って感じ始めたので「傷」はこの辺にしておきます。
前述のふざけたやつらはまぁ置いといて、他は割とマジメにやりました。
ということで、あんまり使わないだろう色で塗っていきます。

けっこう古いサーモンピンクが残っていたのでこいつを全面に塗装します。

・・・シャア専用のデフォカラーをあんまり使わないだと?

仕事が遅いのは自認してますし、1作につき半年近くかかったりしてるうえで、
HP開設以来シャア専用がないってことは、

コイツは1年半以上使ってないってことなのですよ。
もちろん例にもれず真溶媒液の世話になっています。
しかもこれ買った理由が

HGゾゴックのオレンジに混ぜる必要があったから。

用途がシャア専用ですらありません。
なのでここぞとばかりにガンガン使います。

うーん、いい感じで「満身創痍なそこそこ凹凸のある」実験台ができました。

はい・・・やっと練習の準備ができました。
タイトル「ドライブラシ」のくせにここまでその作業一切なし。珍しいパターンです。
が、

予告というか宣言しておくと

ドライブラシの練習自体はここからそっこーで終わります。

よく言えば「そのくらいお手軽に汚しができちゃう技法」ともいえるのです。
もちろんプロ級のクオリティ求められたらそんなわけにはいかないでしょうけど。

とにかくやっていきましょう。
ちょうどガンタンク初期型の迷彩黒部分に使ったのがまだ残っていたので、

この際使ってしまいます。

基本的には「いらないであろうモノ」からバンバン使っていきます
黒っぽいから丁度いいです。
ちょっとだけ塗料を付けた筆を、

チリ紙とかで

カスカスになるまで拭き取ります。
だから「ドライ」ブラシなのでしょう。
それでも塗料がすべて拭き取られたわけではありません。
そんなカスカスでもほんのわずかだけ塗料が残っているかもしれない筆で

けっこう速めに(意外と大事「かも」)上下にシャカシャカ、筆にわずかに残っているだろう塗料をこすりつけていきます。
この格子状のモールドが、

こんな感じの汚れた感を出せます。その時それ以外の場所にも塗料が飛ぶ?

そんなもんどうせ汚れなので気にもしません!

底部分も

これが、

こう!
適度にスミ入れっぽい役割も果たしつつ
全体的にすすっぽい汚れをふりまきます。
もともとあったモールドはそんなに悪くなさげだったのですが、

各場所の「傷」はなんかイマイチかな?
色分けとか角度調整が必要なのかもしれません。
まぁこれをホンチャンに活用できるようにしましょう。
今回のは練習としてもなかなか楽しいものでした。

次回は「これホンチャンでやるんだな。今度はいろいろチョーシに乗れないんだよね」という所に

いちまつの不安を感じている所であります。

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