弦を張ってみる

形だけではありますが、なんとか弦を固定するパーツはできました。

どっちもまだ適度なサイズに切ってはいません。
特にブリッジ(ケツ側)ディティールには穴開けただけで他に何も手を付けていないので、
ってかここからこのミリ単位のパーツに金具っぽいディティールとか作っていくのか?
と思うとちょっとした

えらいのんに手を出しちゃった感

に苛まれますが、
とりあえず行動に出さえすれば成功しようが失敗しようがネタにはなる、
というポジティブシンキングで行きたいと思います。

だいぶ前に作ったペグ、これね、

と合わせて、とにもかくにもこれで
形だけでも弦を張る土台ができたことになります。

となれば、

やっぱ仮にでも張ってみたくなります
そんなことでいっつもいっつも無駄な作業を・・

違います。

適度に試作を繰り返して状況を把握しておかないと、
まったく状況を見ないで最後まで作っちゃって

ここまで作ったけどなんか支障が出て結局やり直ししかない

ってな事態を避けたいのです。
決して興味本位で途中経過を見たいだけってわけじゃないのですよ、ええ、そうですとも。

言い訳はまぁこのくらいにしといて「やっぱりデキ具合は見たい」ので
ちょっと仮に弦張ってみましょう。

前回、ナット(頭部分の弦を固定するとこ)の形を作ったところで終わっていたので
弦を通す溝を作ります。

やり方は「ボロッ」と逝ってしまった前のヤツと一緒で、
セロテープで固定して、目安となる座標に傷で印を入れ、面の一つに軽い溝を掘ります。
溶かして作ったパーツではありませんが、ちょっとリキ入れすぎると

ふつーにぶった切ってしまいそうな細さです。

けっこう慎重に釣り糸が通る程度に溝を広げ、

糸が通りそうな太さのミゾにはなりましたが、簡単に横にずれそうです。
溝を太くするかどうかはこの先考えるとして、軽い仮の固定くらいはできるでしょう。

ここまで用意できたところで、実際にブリッジの方に糸を通してみます。
使用する釣り糸は2.5号、標準直径0.260mmとパッケージに書いています。

これは前回載せた写真ですが、まぁまぁいい感じでフィットしています。
片側を固結びにしてタマを作ったら、しっかり引っかかってくれるようです。

6本通してみたら悪くなさげです。前回の投稿で
「まっすぐ穴をあけるのは難しい」と書きましたが、
きれいにそろえているその裏側、つまり結び目の見える方は、

写真では解りにくいですが、穴が「くっついた」やつもあって、
裏側には穴が5つしかありません。とりあえず固定はできています。
後でプラ板で覆うかパテで埋めて隠してしまう「予定」です。

ここまでできたところでパーツを両面テープで固定し糸をひっぱってみます。

ってパーツ切らないでそのまま貼り付けるのね・・・

あくまで仮ですし、たぶん今切って小さいサイズにしちゃうと
後々コマゴマしたとこ作るのに苦労しそうです。
手でつかむことができる箇所はたぶん必要と考えます。

ヘッド側も同じようにします。

パーツを取り付けてとりあえず一本だけ、ナットの溝に通しペグに引っ掛けます。
実際にやるときはこのペグに糸を接着することになる予定です。
ナイロンだしくっつくとは思うのですが、プラスチックも「材質変わるとくっつき難い」のは
MG富士急ガンダムのフレーム部分「ABS樹脂」で割と手痛い経験しているので、若干不安ではありますが、

今は「」なのでこの際考えないでおきましょう。

「試作」とかに時間割くくせに、その辺は結構いい加減です。
むしろそういう材質的な場面でやらかしてるの多いのにな・・・。

それは置いといて6本通してみると

糸はペグに引っ掛けてから裏側でセロテープで固定しています。
ヘッド側ちょっとピンボケしてますが、問題なく張れてそうです。
上の写真では糸がみえにくいので、

この角度からなら見えやすいでしょうか?
ジワジワ「ギターっぽく」なりつつあります。
完成の「か」の字くらいが見えるちょっと嬉しい瞬間です。
本当の所はこれを経験したいがために、何回も自称「試作とか仮組」をやるんだろうな(^^;

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