因果応報

なかなか重苦しいタイトルで始めてしまいました。
本音を言ってしまうと、ヘビーアームズの塗装、
前回くらいで胸とかにある薄緑の線と「胸部ハッチ」とかの青緑っぽいのは
パシッとキメてしまいたいと思っていたこのタカペニョッソスでありますが、
調色だけして「今日はもう時間ないや」と保存瓶に入れていたら、後日塗装するとき

なんか似ても似つかぬおかしな色になってました。

なんじゃぁこりゃぁ！（あのひと調で）

どうにも使えないと判断し、処分するために塗料を吸収させたティッシュを見たら、

若干差異はあるけどそんなにかけ離れた色ではないように思えるのです。
なんだろうこれ・・
などと考えますが、もうすべて吸収させちゃってて
処分確定なのでいまさら調べようもありません。
後になって思えば、上の写真ではうすめ液がしっかり混ざっていないようにも見えます。
もしかして単に、よく混ぜてなかったとか？
そうだったら「バカ？」の一言で済むのですが、

とにかくまだ「蘇らせた塗料」はあるのでもう一度調色します。
苦手とはいえ、この作業も感覚で近い色を作れるようになっているときは
結構楽しいかもしれません。

ちょっとだけ塗って違いを比較しました。悪くありません。
悪くありませんが・・・
今宵はもう時間がないので保存瓶にいれて、

何？この展開・・・

今度は瓶もきれいに拭き取りました。
でもさすがにちょっとやな予感がしたので、

ちょっと試し塗りしました。左側が塗ったやつです。
多少ホコリがついてしまいました。大事なのは色が保てるかどうかなので、
いざとなったら削って塗りなおします。
こうやって見る限りは色的には悪くないかと思われます。

で、後日作業に取り掛かるのですが、試し塗りした上写真の胸部ハッチは
塗った時の色を保てています。っていうか
実をいうと、上の写真は乾いたときの写真です。
やっぱり線のとこにはみ出したか・・
いま、そんな些細なところはおいといて、
問題はちゃんと塗れるのかという所になります。

マゼマゼする前のコイツ、少しやな予感がします。マゼマゼすると

大丈夫っぽいか？
前回は単に混ぜ方がダメだっただけなんじゃないか？ははは・・
ちょっとまだ粘性が強いかな？うすめ液を・・

うすめ液を落としたところの様子がおかしい。ちょっと待って、もしやまぜると

これあかんやつや・・・。
いやもう塗る前にダメって解るやつです。うすめ液がなぜか混ざりません。
なぜこうなる？
色々解らないことだらけです。

解らないなら解かればいい。

「心臓をささげよ」とか言ってる団体のある人がこんなこと言ってました。
そこは見習いたいものだと思います。ということで色々試していきましょう。
まずは心当たりから考察（ごたいそうな）します。まずこの塗料たち、
インディブルー・ネービーブルー、プラス私の好みでデイトナグリーン、
白だけが真溶媒液投与なしの「健全」な状態

・水性塗料には使っちゃダメと書いているにもかかわらず3色はどれも真溶媒液を投与している。
・その際の固まり具合はどれもほぼカッチカチ
・デイトナグリーンに至っては投与3回目

もしかしてこれは「すべてにおいてダメ」というやつでは・・

ネクロマンサーが死体をゾンビ化させて使役してたとして、
やられてもやられても蘇らせてコキ使うもんだから、

「貴様、いいかげんにしろ」

とこっちに襲い掛かってきているのがまさに今なのかもしれません。
これが原因とは断言できませんが、「心当たりがダメすぎる」のは否めません。
酷使してごめんな塗料たち。

ですが、

そのおかげで解ったこともあります。それは、

調色してすぐ使えばなんとかなる

思えば、富士急ガンダムのインディブルーも必要なところは調色してすぐ使いました。
尊い犠牲のおかげで一つの答えを導き出すことができました。

ダメだ、もう何書いても言い訳にしか見えません（＾＾；。
ここは開き直って、調色してすぐ塗ります。こいつまだやる気です。