資料そろえなさすぎ
ギターの指板部分ができたところで、今
もうちょっとコッチ進めるか
ってな気分になっています。なので今回は
ペグと呼ばれるヘッドの金具部分にとりかかってみます。
この部分、調べたらたくさん資料はあるのに全くそれをせず、
これ「だけ」を見て弦を調整するネジ部分は
まぁ、ヘッドの横部分に穴開けたらいいかぁ
ってな具合で、
こんなふうにやっちゃったのですが、
やってから気になりだすのがこの私、調べたら、
ヘッドの裏面に取付金具が付いててそこにネジがついている!
何もないところからモノ作るなら、それなりの資料くらいそろえておけよ
というのを痛感しました。
この穴はあとで埋めるとして、ヘッド裏の金具を何とか作らないといけません。
横穴にネジっぽいの作って挿し込んだらいけるだろうと思っていたのに、
ちょっと話が難しくなってきました。
で、いろいろ画像とか楽器屋さんに見に行ったりした結果、
金具の形は多種多様です。
そこはそれ、べつに「誰々が使っていた○○モデル」とか作ってるわけじゃないので
テキトー、自由な発想で「金具っぽいもの」を再現したいと思います。
直径約1.2mmの穴を確保できるなんかないかな?
ということで、ちょっと太目のランナーの一部を平面にし、
「バームクーヘン」みたいな形にして貼り付けられるようにしてみようと考えました。
太めのランナー、前回の記事がすさまじく地味だったので、
せめてちょっと派手なアカムラサキを使ってみることにしました。
写真はこんなですが、本当はもうちょっと固定してタイラーで削っています。
こういう制作にマジで便利です、タイラー。
出来たのがこんな感じ、これに直径1.2mmのドリルで穴開けます。
なんとか幅は確保できたようです。
ヘッド裏面の画像とかを見る限り、割と角ばったやつが多かったのですが
この際気にしません。これを2mm程度に切り取ったやつを6つ作ります。
裏面に6つ並べてみました。若干長さに違いがあるようなので、
ヤスリで削って揃えました。
直径約3mm、長さ約4mmのパーツで指がツリそうになりました。
金具部分はこれでいいとして、ネジと「弦をひっぱるやつ」も作ってみましょう。
直径1.2mmのドリルで穴開けたので、その細さまでランナーを削らないといけません。
出来るだけ細いランナーを探したら、
ムラサキのがありました。今回、色だけはちょっとデーハーです。
やってること超ジミだけど。
それでもまだ太いのでカッターである程度ガリガリ削った後に、
ヤスリでグリグリ丸く整えました。これだけ細くなると当然脆くなるので、
作ってる最中にポキポキ折れます。
よくよく考えたら今回は1cmもあればよいので最低限必要な長さのヤツを
「弦くくる金具」6本と「調整ネジ」6本の計12本作ります。
ただ削るだけなので動画でも見ながら・・・
ながらでやってるからポキポキ折れてるのかもしれません。
とにかく12本作ってみたところでちょっと差し込んでみます。
取り付け金具部分をとりあえず両面テープで取り付けてこんな感じ。
ネジの長さはこれからそろえるとして、
表面はこんな感じ、長さをちゃんと揃えたらそれっぽく見えるかもしれません。
指板を両面テープで貼り付けて、現在の進み具合を見てみました。
ちっこいパーツ取り付け前と比較。
明るさはともかくとして、じわじわ進んでいると思いたいな。