影とクスミ

ちょっとばかり軽い練習をやってみて
いよいよ実際にパステルシャドウをやってみます。
これが出来たら、完成といっていいんじゃないかと思ってます。
いくら練習部屋でちょっとカジったからといって、
それでも目立たない無難なところから「もうちょい練習」がてら取り組みたいところなのです。

この辺からやってみるかな・・完全に影で見えにくいだろうし
このタカペニョッソス、自分都合ではとことんチキンヤローです。
まぁ、この裏のデッパリ部分を練習でやった通り「ポンポン」とパステルを当ててみましょう。

上半身付けたままやってみました。影で見にくいのですが
ちょっと濃いかな、

そこで「濡れチリ紙」登場
光具合が難しいので、結局は上半身外してから軽く拭いて調整しました。
下面で全く目立ちませんが、とりあえずは影っぽくなったとしましょう。

ちょっとやってみて思ったのですが、
練習部屋でやったトイレ芳香剤の空箱より、
鋭角のモールド、例えば写真の「上半身接続部の両脇のとがったとこ」とかは
カドッコに沿ってシュッとなぞってから、軽くポンポンと当てたら
デキが小マシだったような気がします。

その辺わかったところで
目立つ「胸の上あたり」やってみましょう。
個人的に一番際立たせたいところです。

片方のキャノン取り忘れましたが、
カドッコがある意味うまく迷彩されちゃってる角ばった部分を際立たせたいのです。
同様に「シャッとしてポンポン」な感じでやってから
光を当てて解りやすくしたところ

多少濡れチリ紙で修正しながら、こんな感じになりました。

・・・なに、この違和感？
確かに胸の「先」とこカドッコに影ついてモールドがちょっと解りやすくなってるのに、
なんだろ？この不自然さ。

あぁ、たぶんこれです。

赤線で示した、胸の横部分に影っぽい黒ずみがありません。
前の角ばったところだけ意識していたうえに
スモークディスチャージャー（横に付いてる発煙弾発射機）がジャマだし、怠っていました。
発射機外してやってみましょう。

軽く影つけてから発射機を再設置、
胸のところ、なんかいい形に影がついているような気がします。
が、なんだろう？まだなんか・・・そう、

横のスモークディスチャージャーが「映えすぎ」です。
こいつもちょっとクスませないといけません。
ここは「綿棒」じゃちょっとやりにくいかな、こんなとき

ウェザリング用筆、大活躍です。
なんか、うーん「ポンポン・・シャカシャカ・・」といった具合で

上から見たらだいぶ違和感なくなりました。
やっぱ影は際立たせたいところだけじゃなくて、全体にほんのりつけないといけないのね。
いい感じです。一番目立つ、そして懸念していた場所が
なかなかいい感じで「いけた」ように思えます。

そう感じたところで、肩キャノンを戻しましょう。

見事なまでにさっき「がんばった」影が隠れます！ちきしょー
いや角度変えりゃ一応見えますよ

目立たないってだけで・・・
しかも、キャノンの「本物の」影がかぶさるし。
まぁ、この際「できた」という実績があるだけでよしとします。

さて、次は後部のエンジングリル周辺です。

残念ながらカナアミ部分が「キレイな同じ寸法」とはできませんでしたので、
これを影の付け具合である程度~~ごまか~~・・整えることが出来たらいいのにな
などというちょっと不純な願望を持っております。
片方だけやってみました。

角にふわっと影とクスミ付けるとサイズが曖昧になりそう？
両方やると、

ちょっとズレとかが曖昧になったような気がします。
スバラシキかな、パステルシャドウ！
ついでに最後部の排気口（？）の付いたパーツも外してフチに影つけました。
上の写真と比べたら接合部がちょっと「らしく」なったでしょうか？
・・・最近こういう抽象的な表現多くなってきたな・・

腕も手掛けます。

肩の「防塵カバー」だけ黒立ち上げにして変に影が付いています。
手のフチとカバーについてる灰色のなんかにも影つけてみます。

迷彩を食ってしまわないようにと意識してか、ほとんど変化がないようですが、
やってる最中「あんまりやり過ぎるとこじれる空気」が漂ってきたので、このくらいにしておきます。
何がこじれるって作業中「穴開けまくった銃口がポッキリ」いかないようにすること考えると、これで手一杯でした。
外してからやれば？
いやもう、外す際にポッキリ行きそうな（以下略

後はキャタピラ横です。