補正と引き際~スプリッター迷彩5・6発目

前回まででアミについては

「まぁ、今回はこれで良しとしよう」

と、自己解決しました。軽いオサライですがその中で
「アミの部分は迷彩に絡めない」という結論に至り、エンジングリルも塗りなおして

こんな感じにしました。写真ではアミの奥が見えにくい感じですが、
実際には、

この元々のフィルターぽいのもよく見えています。
戦地でガレキとか流入防止のアミっぽく見えなくもありません。
スケール1/144的には一穴30cmくらいはありそうですが。

まぁそれはそれとして、本題行きます。

実際のところは、前フリのアミを迷彩に絡めるかどうかで迷っていたから
迷彩止めてアミを先やったのですが、絡めないと決めた以上
これで進めていきます。

今までの4発目まででベース以外のすべての色が
一方的じゃなく浸食したりされたり(案外これが大事そうに思えました)するように
塗装出来て、

これが迷彩4発目、全色そろったところで
ちょっと「黒」足りねぇかな?
と思ったので、このへん良さげってな所をサクッとマスキング

そして「黒」何カ所か追加・・・

・・すいません、「黒」の全工程写真撮り忘れました。
新たに作るガラの数字も少なくなって、それなりに手際もよくなってくると
こうなるのでしょうか
やってることはこれまでの迷彩塗装と全く変わってないので
まぁ許してください。

とはいえ次の「軍艦色」は写真残してます。
これは「どうにかしとけよ」的なところがあったので。
下腹部ハッチ部分の
「軍艦色」を「白」に「突き刺すか刺さないか」ってな微妙な不自然さがあるところですが

入り込むように補正します。

ちょっと大きいかもしれませんが「赤丸」部分を
全部軍艦色で塗りつぶして「横」の白に入り込みます。そのうえでちょっとデカくしちゃいます。
当然、青丸のハッチのフタもそれに合わせます。

ハッチのところ以外は要所要所に細かくちりばめますが、
この要所要所ってのが、この段階になると
場所がかなり限定されてきます。
既に塗っている2色の間をまたぐようにガラ加えたいなとか考えると
もうそこには残り1色しか選択肢がありません。(白と黒の間には軍艦色じゃないと色がかぶるので)
なので補正のイメージは案外簡単でした。

後は前までと同じように塗装、
上の写真から実際は、ちゃんと塗るところ以外は塗料が飛ばないように紙を貼りましたが、
何回も載せている絵なので割愛します。

で、乾燥後テープを外すと、

こんな感じ。
ガラに侵食してイビツな形を作ることばかり意識してましたが、
大小バラバラにちりばめるとさらに良くなったような気がします。

意識していたハッチのところは、

左の白に入り込み、ガラを大きくしました。
多少は不自然さが消えたかと思われます。

だいたいはじめに想定していた回数くらい、ガラを重ね塗りしていきました。
「これでいいだろ」的な形に仕上がったと思うのですが、見ていると

あ、まだここ「黒」のちっさいの入れたら良さげ
ここもうちょっと「白」欲しいかな

ってなところがチラチラ見受けられるのですが、
デカール配置を考える時に培った(?)

「引き際」

という言葉が頭をよぎります。
今回のスプリッター迷彩はここらで完成とします。
で、一つミッションクリアすると
ちょっとくらい全体像っぽい成果が見たいとも思うのです。

「こんだけがんばった」的な。

MGの時は仮組が手間すぎて1工程ごとにそんなことやる気にもなりませんでしたが、
HGならある程度は組めます、だいたいこういうときにチョーシこいて

バキッてやってしまうのがいつものパターンなのですが、

ゴールの「ゴ」の字くらいはやっぱり覗いてみたいのです。
ということで、ちょっと人型に近くするくらいまでならいいかな

キャタピラはさすがにジョイント部がやばそうだったのでしませんでした。
最初に仮組したのを外すときホントにやばそうだったし・・

良し悪しはともかく効果は出てるとみていいでしょう。
それを確認できただけでもとりあえずはよしとします。

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