スプリッター迷彩~平面

いよいよ迷彩塗装に取り掛かりたいと思います。
いま取り組んでいる「ガンタンク初期型」で、
「どんな迷彩にするかまでは詰めていない」と書いたままでしたが、

スプリッター迷彩にしたいと思います。

まぁ、こんなやつです。

「ランダムでカクカクなやつ」という感じでしょうか。
表現がすさまじく幼稚でスミマセン。
なんでも、市街戦では機体の輪郭が見えにくくなるそうな。

フェリス迷彩とも呼ばれているそうです。
(考案者がキース・フェリスという人でこの呼び名の方が一般的っていうHPもありました)
軽くネットで調べてみましたが、戦闘機に多いようで
「戦車」のスプリッター迷彩はほとんどってか実物はまったく見かけませんでした。
もしかしたら、スピードの速い状態で効果を発揮するのかな?
だとしたらガンタンク(まぁ、どうみても戦車だよね)にこの迷彩って機能的にどうよ?
とも少し考えましたが、

そんなことは「カッコよければどうでも良い」のです!!

というわけでこれに決定したわけですが、
なかなかマスキングが手間っぽく見えます。
以前にやってみた筆塗りでの「ロト」の迷彩は薄い色から濃い色の順で
割とテキトーにやってもなんとかなるし、
割とテキトーに手直しができました。

筆には筆のメリットがある。と、いま痛感しています。
エアブラシではテキトーな補正はたぶんできません。
ある種、一発勝負的な部分があります。

ぶっちゃけ自信がありません。

・・・・・そうだ、自信がないなら練習すればいいんじゃね?
そうしよう!

捨てるのもったいないと思いながらも
いっつもカチカチにして真溶媒液の世話になってる
あまり使わない塗料をここぞとばかりにガンガン使

練習は嘘をつきません!!
頑張った分の「なにか」があるはずなのです。
実際に塗るわけだし経験値もさることながら
色合いのバランスとかも見えるかもしれません。

そうと決まれば「善は急げ」です。さっそく取り掛かってみましょう。
ちなみにこの更新するまでのここ数日、この練習だけしていたので、

制作中のガンタンクはまったく進んでいません。

このままではネタに困・・・あ・・この練習自体をネタにしよう!
というわけで今回新しいカテゴリーを作ってみた次第なのであります。
直接関わらなくても「これも制作の一環」と考えましょう。

で、どう練習するかというと、本音としては

塗料以外は金かけたくない!

当然といえば当然のことです。なんかないかと探していたら、ありました。

CD-Rの収納ケースです。
別のファイルにとじたりするとけっこう余らせてて
そのくせ捨てるのもなんか気が引けてたコイツ、いつ使うの?

今でしょ!

なんてネタは置いといて、このけっこう広い透明部分を使って練習してみます。
で、つぎに、
これ、あんま使わねぇだろってやつを3色セレクトします。
でも似た色では練習しにくいのでそれぞれ系統の違う色です。

左から「メタルダークブルー」と「メタルパープル」と「ミドルストーン」
寒色・暖色とか系統はまったく違うので、境界線の違いは明確にわかると思われます。
薄い順に塗るのがやりやすそう(筆塗りロトの経験から)なので
まずはミドルストーン
一発目は前面に塗りたくったらいいのでラクなもんです。

光に透かしたら裏はこんな感じだけど表はきれいなので
さすがにそこまでは気にしません。
乾いたら2色目にはいります。マスキングテープで形を作っていきます。
この塗装をやるにあたって、幅40mmのマスキングテープを買いました。

左においてある幅10mmのマスキングテープと比べてもかなり広いです。
自由度はありそうです。CDラベルの裏に貼り付けて大まかにデザインしてみます。

これを線の通りにカッターで切って
テキトーに貼ってみます。
ちょっと「あまりにも」な部分があったのでそこは細分化して切り貼り

ちょっと雑すぎ?もう少し細かくしてみようか?
下半分残しといてよかった。
下半分は少し細かくしてみます。

さっきより幾分細かくしてみました。上のテープと比較すると解りやすいかと思います。
ちなみにデザインは「すべて書きながらのテキトーな思い付き(やっぱりか!)」です。
下半分はこれを切り張り

細かくして、それぞれ貼ったりすると1個1個がバラついていたので
ところどころくっつけて貼りました。
もしかしたらこういうバランスのとり方が重要な気がしなくもありません。
とりあえず2発目の
デザインはできました。まぁ、塗ってみましょう。
塗るときは1発目とさして変わりません、まんべんなく

おらぁーー!!
で、問題ないかと思っていたら

貼り方が甘かったのかもしれません。
はがれてる分塗料が入り込んでる?まぁ、仕方がありません
次は気を付けるとして、塗料が入り込んでる部分は

3色目で埋めてしまえ

どうせ練習なので全く問題ありません。むしろ

こんなことが起こりうることを、練習でわかったことを
ありがたいと思いましょう。

確かに、筆の時はこんな想定なかったわ。

で、乾燥してから剥がしてみると

赤線を境にして
上:大きくデザイン
下:細かくデザイン
です。やっぱりと言うかなんというか上記の貼り付けが甘かったところは
塗料が入り込んでぼやけています。
「どこでしょう?」ってのは上の写真と照らし合わせてみましょう。

あ、でも

貼り方が甘いと線がぼやける?

これはこれでどこかで使えるかもしれません
と、覚えておきましょう。

ここまで来ました。
さて3色目です。
「メタル青」塗りたくった上から、さらにマスキングすればとも考えましたが
さらにテープ貼って塗る箇所小さくするとすごくバランス悪そうなので

一回テープをすべてはずして、デザインし直しです。

そうです、ここで気付きました。
2色目まで割とテキトーでしたが
3色目はバランス考えないと

凄まじくダサくなる。

・・・急に震えが・・・ってほどではありませんが
練習のくせに、

事態は意外と深刻です。

もう一回40mmマスキング貼ってバランスのいいやつをデザイン


こんな感じ?
デザインしたやつをそのままカッターで切ると下地を傷つけるから
デザインしたら一回剥がします。

もうこの剥がして別のところにきれいに貼るのが
けっこうどころか強烈にしんどい作業です。さらにデザイン通りに切り取ったら

完全にきれいに貼るのは無理でした。
ところどころ折り目ができていますが仕方がありません。
「まぁ、練習だし」と片付けます。
ここまで出来たら、あとは塗るだけです。

3発目は2発目と違いまんべんなくとはいかずとも
塗るべきとこさえおさえていたら問題なさそうです。
3発目はここではもう最後になるので前回のようなテープ貼りの
甘いところがないように、けっこう厳重に見ました。
で、乾燥後マスキングテープを剥がすと、

赤線の上下で大きい細かいを分けてみました。
それなりに再現できてるようにも見えますが
なんか違和感を感じるような気がしなくもありません
「ふつう使わねぇだろ」ってな色の影響と思いたいですが、

なんかモヤモヤが離れません

まぁ、それでも頭の中で都市迷彩カラーでこれを想像してみましたが
この練習でわかったことは

①バランスとるためのデザインは必要
②それもできれば2色目の時から

今回は3色でやるつもりですがこれが4色とかになるとさらに難しくなるかもしれません。
あとガンタンクのサイズに合わせてもうちょっと細かくする必要がありそうです。

それでも、本番に行く前にこれらが解っただけでも収穫と見るべきかとおもいます。
もうちょっと練習要るかもしれません。
まぁ、仕事が遅いって冠したうえでこんなことしてるんだし

許してちょんまげm(__)m

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