油圧シリンダー~イージーモード?

その「脆さ」で懸念していた銃口もなんとか(?)なったところで、
仮組みの時に目についていた、

肩の主砲についてる「油圧シリンダー」行っちゃいましょう。

こういう部位は銀色テッカテカでキラッキラなのが私の好みです
なのでミラーフィニッシュでキメちゃいましょうってなところなのですが
前回の「富士急ガンダム」に比べると

だいぶ「やりやすい」ようです。なにがやりやすいって、まず

①合計4カ所
②可動部分に制限多く、歯止めが要らない
③材質はポリスチレンで加工しやすい(富士急はABS樹脂)
④各箇所2本組がなく1本ヤスリ掛けがしやすく、それぞれぶっとい、少々リキ入れても折れない。

①は言うまでもなく、「富士急ガンダム」2股(2本1組)のシリンダーが
片足につき4カ所で両足(x2)で計16本あったので、数は実質4分の1です。

②は目いっぱい引っ張るとこまで動かないようにできているみたいで、
上の写真の上側のパーツがめいっぱい伸ばしたところです。
スポッと外れることもなく先のギリギリまでミラーフィニッシュを貼る必要もありません。

写真は「富士急ガンダム」のヒザ部分ですが、本来筒の部分は歯止めに引っ張られて
もう少し伸びるようにできているのですが、ミラーフィニッシュするために歯止めを切り取って
まぁまぁエライ目を見ました(筒が伸びずにスポスポ抜ける)。
今回はこんなことはなさそうです。

③はドリルで穴を広げるにも棒のヤスリ掛けにしても削りやすいです。
ポリスチレンは摩耗に弱い代わりにササクレとかはできにくそうです。
前回ABS樹脂を無理にドリルで広げササクレができてて
せっかく張ったミラーフィニッシュを筒の中で破ってしまっていたのは
今ではいい経験値と言えます。

④は細くするためのヤスリ掛けが楽です。

これも「富士急ガンダム」のシリンダーですがこんな形状だと金ヤスリで削れるわけもなく
紙やすりで結構根気が要りました。今回は1本なので

こんなふうに金ヤスリとつまんでグリグリ回すだけで割と均等に細くできます。

色々とやりやすい部分をあげてみましたが、気は抜かずにやります。
さっそく主砲の根元部分パーツをばらしますが、
最近のガンプラは「さらに」親切度が増しているように思います。

モールドをうまく駆使して、まったくライン消しをする必要もないように見えます。

実際の合わせ目はこうなっているのですが、ばらす時に
どこが合わせ目かパッと見では解りませんでした。
「ここかな?」と見当違いのところにカッター入れていらん傷つけるところでした。
(写真に見える挿し込みの突起にバリの跡が見えるのでてっきりここかと・・)

バラしていよいよ棒部分を削っていくのですが金ヤスリは
当然のことながらかなり目が粗いので、このままだと

ちょっと見にくいですが、うっすらとヤスリで出来た横線が残っています。
で、写真撮り忘れましたがミラーフィニッシュって性能すごく良くて、
多少伸縮してピッタリ貼ることができます。
それゆえにこのまま貼ったら金ヤスリの跡までバッチリ再現されてしまいました。

パーツの違うやつになっちゃいましたがまぁまぁ細かい紙ヤスリで
再度グリグリします。

ポリスチレンだとササクレはあまりできなさそうですが、念のため筒側も
紙ヤスリを巻いて幾分グリグリしておきます。
ちなみにミラーフィニッシュは上の写真くらい先っぽが貼ってない状態(1mmくらいかな)でも
今回は全く問題ありません。これを4カ所繰り返し

とりあえずできました。これで最もたたんだ状態で写真真ん中辺にちょろっと見える
油圧シリンダー部分はこれ以上露出しません。
砲身をできるだけ上げた状態で、

写真下側に見える油圧シリンダー部分もこれで露出めいっぱいです。
なんか露出度的に報われないような気がしなくもありませんが、
前回に比べりゃかなり楽だったし、あとで見たときに自分で後悔しないためのものと考えましょう。

さぁ、油圧シリンダーもできたことだし、
これでいよいよ今作のメインテーマともいうべき迷彩に・・・

・・なんか後ろの排気口ふさがってね!!?

また見つけてしまいました。次回「多分」コレです(^^;

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