難敵

白部分のデカールもかなりアレンジ入れちゃったとは言え、
なんとかできたところで、

やってきました

こするやつ」です

この右側のヤツですが、こうやって下に保護シートがあり(白い紙)
その重要性に当初まったく気付きませんでした。

私はこの作業は初めてです。そして

適度な大きさに切り取って

どのくらいの強さでこするか

ばかりが気になっていました。
まず、ちっさい奴から「練習がてら」やってみよう、
ちっさいやつならそんなに多少失敗してもどうにかなるだろ

なんて考えつつ、切り取ったやつを
セロテープで仮止めっぽく貼り付け

ちょうどNintendo DSのタッチペンがよさげだったので、そいつで

こする!

どっりゃぁぁぁぁぁぁーーーー!!
中途半端にやってデカールがちぎれたりすると嫌なので

結構本気でリキ入れてます!

大丈夫かなこれ・・・塗装おかしくなんねぇかな・・・・
とかいろんな危惧が頭をよぎりましたが、

ま、とりあえずは大丈夫っぽい。

で、デキを見ると、

水転写デカールよりも薄くいい出来なんじゃないか!?
いいじゃないか!
水転写デカールは「爪」とかひっかけちゃうと割と簡単に削れてしまう部分がありますが
そんな「削れ」も見受けられず、何個かちっさいやつを貼ってるうちに、
「こいつ案外丈夫かも」ってな感覚になります。(後述あり

・・・水転写より薄くかつ強い

なんかすごく希望が湧いてきます。

・・ここまでは

・・・・そう、ここまでは

これがよかったのか悪かったのかはともかくとして、
デカいやつは

ビビッて後回しにしていました。
で、切り取っていくうちに、デカールのフィルム自体も脆くなっていきます
ちっさいのをポコポコ切り取っていって、穴ぼこだらけになるので、

次を切り取るときに支えるのが難しくなるってことに気付きませんでした。

支えが難しいせいで、

切り取りがうまくいきません。そしてここで
裏側(素材部分)が結構モロイことを知りました

気付いたときは

デカいやつ(ここでは②と⑤)が完全に破損しています
作業してる時に引っ掛けちゃったのかもしれません
②は「EF」だけでなんとかなりそうですが⑤はもう

原形をとどめていません

この2つ、シールドに貼るけっこう重要「そうな」やつです。

何回かちっさい「こするやつ」をやってみて
どのくらいでちゃんと貼れるかは、わかりました
その度合いが「最初から」解っていたら、
裏地の脆さも「最初から」知っていたら、

真っ先にデカいやつから行ってました。

ちょっと悔しいです。でもこれも経験なのでしょう。

もはや⑤は捨てるしかありません。
「それは貼らない」という決断を下したとして、

②はどうにかしたい!

説明書にもありました。

「貼るの失敗したらもう一回あてがって足りないとここすったらいいよ」

こういう方法をとれるとして
ならば、まず②そのものをそのまま貼るとして、

足りないところはきれいな直線部分、

⑤の生きている部分(「F」「W」「B」)の直線部分を
うまくあてがってゴマか・・やるしかない!

「E」の底辺は定規で計ったら3mm前後、
上の写真の⑤「W」の直線部分で

うまく埋めることが出来そうです

もうこいつは使えないと思ったデカール、

 

私のもとで「犬死には許さない」!

戦とかでこんなセリフ言うと
「めっちゃカッチョいい武将のセリフなんだろう」と思うけど
どうやらプラモ界ではそれほどではないらしいです・・・ちきしょー

「W」の直線部分をあてがって、
なんとか「E」の底辺を直してみました。
「F」の下は目立たないのでもうこのままでいいです。

意外とどうにかなるもんですね。

で、

この「こするやつ」

性質を見出すまでに色々試してみましたが、

① 水転写より薄いし、横からの圧力に対しては意外と強く剥がれにくい

② 爪とかでこすったところでなかなか取れない、けっこう強い

③ でもセロテープとかで直上から当てて剥がしたら割と簡単に取れる

そう、失敗したときに③を知っていたら何のことはなかったのですが
それを知らずに②を強行しちゃうと、

貼り方に失敗して剥がそうとしたときに
爪でこすって塗装を下地から剥がしてしまいました

だいぶ前に、「青をめっちゃ余らせた」

という記事を書き、そして今でも手元に「その色はある」のですが

塗りなおし?

コトここにきて、それは許してください。

塗料はあるけど貼ってしまったデカールは代わりがない。

自分なりにほっと胸をなでおろす「大義名分」を盾にして、

はい・・・似た水転写デカールでどうにかしよう

という落としどころを突きつけ探ります

そして

よく見りゃ解るかもしれないが、どうにか隠せてるようです。
今回のキット、いろいろ学ぶなぁ、

ごまかし方を

まぁ、それもテクニックと思いたいな。
これもそうだけど今回いろんな箇所に使ったデカール
1/144ユニコーンガンダムのヤツ多いです。

このデカール、コーションマークの汎用性高そうです。
個人的には「MGシェンロンガンダム」「HGユニコーンガンダム」
この2つの市販デカールが流用には「結構」いいかもしれません

 

話を「こするやつ」に戻すと、この手のヤツ、

「うまく貼っちゃえば」薄いし強い
でもちょっと角度や位置がずれると

結構えらいことになる。

そして

その「いい位置いい角度」がめっさやりにくいのです!!

もう、こんな位置こんな小さいやつ

マニュアル通りのやり方でできるかっての!
すぐ横に同じタイプのデカールあるから(セロテープで固定はそっちが剥がれるので危険)
写真のは固定なしでやりました。ズレそうで怖かったです

が、たぶん水転写デカールより薄くて自然に見える。
そして、貼り付ける側(裏側?)めちゃくちゃ脆いので
すぐに破損する。セロテープで簡単に剥がれてしまう。

使うときに
このメリット・デメリットがすごく頭を悩ませる「難敵」です。
じつは「普通に貼るやつ」で全く同じスペア(?)があります。
でも、貼った時の薄さ見ると
そこだけ失敗したからと言って
「普通に貼るやつ」が1カ所だけあったりすると

分厚いフィルムが(悪い意味で)すごく目立つのです

トップコート掛けるとさらに目立ちそうなのです。

スペアっぽいのがあるのに「使いたくなくさせる」この誘惑

これこそが「難敵」たる所以なのかもしれません。

それでも

これであとはつや消しトップコートだけと思いたいな

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です