TVショッピング風~「ピラニアノコギリ」と「タイラー」

ランナーを溶かして基本のカタマリができたところで、

全部ヤスリとかで削りだすのはしんどいので、

いくらかはノコギリで切ります。この辺で切るか?的な線を引くのですが、

前回の記事でフラットな面が一つあれば加工しやすいというのはここで効いてきます。

当然ではありますがフラットな面には鉛筆とかで線を書きやすいのです。

そして、「アバウトではあるが垂直に近く切れるんじゃね?」っていう目安にしやすいからです。

途中でノコギリの切れ目を見て、調整が少しだけしやすいのです。

もちろんキッチリなんて「私の科学力では」できるわけないので、

ある程度まで望む角度にできたら、あとはヤスリとかで

 

目分量で調整します(やっぱりか!)

 

この「ノコギリ」ですが、私はこれを使っています。

株式会社ピラニア・ツールの「ピラニアノコギリ」です。

なぜかって?

 

名前がかっこいいから、写真は百円玉硬貨との比較ですが

すっごい薄いので調整がしやすいからです。

切り口の線はシャーペンで書きますが(上のカタマリに線引いた写真はまさにそれ)、

その線ですら太く感じ狙い目を迷うときがあるのです。

できるだけ薄いノコギリ欲しいなと思ってる矢先、

ホームセンターでたまたま見つけました。結構長いこと重宝してます。

 

で、これで切った後、これまでは金ヤスリと紙やすりで調整しようとしていたのですが、

やっぱりね、平らにしようとしてもなんか気持ち丸くなるんです。

色々調べてみると人間の手でこするときの力の加減は、どうしてもそうなりがちなんだそうな。

そう聞いてからはそれを意識しながら削っても、なかなか難しい。

 

そんな時に(TVショッピング風に)

前々から気になっていたのをたまたま店頭で見つけました。

存在は知っていましたが、通販は気が乗らなかったので、手を出していなかったのです。

 

 

・・・まじでTVショッピング風のナレーションが聞こえてきそうだ。

絶対クラフトヤスリ!
その名もタイラー!!

(太字部は「パッケージ記載」の売り文句まんまです)

・・・こういうネーミング好きですよ、ムシコナーズとかムシューダとか・・・

中には袋一個にこんな感じのヤスリが3個入ってます。

ちなみにこれは店で見つけた中では一番粗目(240)です。

早速試してみると、

・・・

スゲー!マジでスゲー!!タイラー!!

ほんとに平らになります、手でこんだけやるのは結構な苦労です。

上の焼き豆腐みたいなカタマリも、

こんな感じです。なんか面にプツプツ穴が開いているのが見えると思いますが、

これは熱する際に隙間の空気が抜けきらなかったものです。
後でパテで埋めるか、面にプラ板貼ったりします。

ガン置きを固定させるためのパーツも溶かして作りましたが、
ちょっと枠作りに失敗して形がいびつです。

ピラニアノコギリで大まかな段差を作って、タイラーでやすり掛け、

こんなのが、

こうなります。

色合いは次に記載しますがきれいな四角のパーツに出来ました。これ2cm程度で、

段差だけはノコギリで作りましたが、さすがにやりにくかったので、

それ以外は試しに全部タイラーで形作ってみました。

左のパーツの色は隙間をなくしたいと思い、

試しに少しヤスリで削った黒いランナーの粉を枠の底に入れて熱してみましたが、

見た目イマイチでした。空気穴はパテで埋めて補正できます。

 

このタイラー、上の写真では解りにくいですが、

なんか力が均等に働くように独自の「アーチ状」になっているそうな、

どんな原理かさっぱり解りませんが、

とりあえず現場での効果は絶大です。

・・・もっと物理勉強してたら、こんな浅いコメントにならなかったのかな(TT。

理解はどうあれ、形ができてきました。うっすらとゴールが見えてきた気がします。

こんな感じで、挟んで穴をあけて杭打ち込み、固定できるようにしていきたいと思います。

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