塗装ブース7号

さぁ、いよいよ塗装に入るかって時に久々にひっぱりだした塗装ブース

写真はお手製の塗装ブースです。タイトルからすればこいつは「6号」です。

・・・・・

使い込んだからこそなんですが、

・・・汚いな・・・・・

普通に塗ってるだけでこんなに塗料が飛散は・・・・・しません。

こんなになる原因はわかっています。

エアブラシ使ってると、ちょっと時間を置いたときに(30秒くらいでも)、なんか吹き出し口に

「塗料だまり」ができる模様で、そのまま塗装を再開しようものなら、

その塗料だまりの水玉がそのまま「ブシュッ」って飛んでいきムラムラの水玉が

キットに付着してしまいます。

それを避けるために、先にブースのどこかにこの水玉を先に飛ばして霧状を出せるようにしているうちにこんなふうな汚れが

付着しちゃうわけです。

加えて、

調色した色の具合を見るときや、

塗装終わってから、ほんのちょっとだけエアブラシのガンに残った塗料を出し切るときとかに

ブースに向かって吹き付けるのでこんな汚れが残るのです。

 

原因はともかくとして、

やっぱ「汚い」とゲンナリするので、

 

 

 

・・・・・新しく作るか・・・・・・ちょうどネタになるし、

 

というわけで、今回はちょっと横道にそれて塗装ブースを作ります。

まず、適度な大きさ(これは各個人によると思う)の段ボールを用意します

私ならこのくらい(ビール缶で大きさ想像してください)

スーパーで要らないやつもらってきました。

これを「ガワ」にして作っていきます。

で、ファンなんて贅沢なものは私の工房(ご大層な・・)には存在しません。

中に入ったら反射しにくい状況を作りたいので、段ボールの穴を利用した

フィルター「っぽい」のを作ります。

このくらいの穴の大きさの段ボールで3cm幅の壁になるように積み上げます。

サイズを測ってこんな感じで作っていき上まで行くように積み上げます

ただ積むだけではバラつくので3分割くらいでテープでまとめたりします

テープが映らない!!!!!

けど手でテープ持ってまとめようとしています。映ってないけどテープが手についてるんですよ。

固定するものがなかったので両足で固定しながら、軽くまとめます。

フィルターカベが崩れないようにさらにレールを作り補強します。そのレールに

フィルターカベを積んでいきます。上まで積んだら、次は

丸めた新聞紙を何個も奥カベにくっつけて

飛んできた塗料が「乱反射」するようにします

フィルターカベを通って入り込んできた塗料が乱反射であっちこっちに飛んだら

方向が変わって、もうフィルターの外には戻りにくいだろう

という理屈です。

これで上のフタを閉めたら飛んだ塗料の出口はかなり限られます。

100%はあり得ませんが、今まではこれでわりと抑えることができていたと思っています。

そして奥カベの反対側を切り抜いて

そこが塗装の作業場となります。

でもこのまま上蓋を閉めるだけなら、実際の作業場はとても暗いです

(暗い状況を見せる写真を撮り忘れました、スミマセン)

改善策を見てもらえれば想像できると思われます。

光をそれなりに取り入れるようにするために、スーパーの寿司とか総菜とかに使われているパックを利用します。

段ボールに光を取り入れる穴を作っておいて、

寿司パックとかの透明な部分を切り取って

それをテープで張り付けると

写真ではわかりにくいですが上蓋に2カ所(これはわかりやすいが)、左側面に1カ所、

私の工房では右に電気スタンドがあるので、右側面は2カ所

光を取り入れる窓を作りました。これで明るさはワリと保てます。

とまぁ、

ここまでは6号と全く一緒です。

ええ、

7号ちょっとだけ改良を加えました。

一番初めに載せた6号の汚れた状況を見るにつけ、

あそこに紙貼って、汚れたら貼りかえられるようにしたらいいんじゃない?

というわけで

段ボールがビリビリにならずに、そして張り替えやすいようにテープの下地を作り、

(ちょっと見にくいけど淵にビニルテープを貼ってます)

そこにセロテープで紙を貼ると、

これで冒頭の汚い状況になっても

簡単に貼り替えができます。

フィルターカベもそれさえ作れば交換はそんなに難しくありません

・・・フィルターカベ作ること自体が、かなりだるいんだけどな、今回もそうだったし(^^;

いろいろ「交換可能」ってとこに特化した、今回の「塗装ブース7号」

長く使えそうな気がします。

 

とはいえ、なんか「ここは絶対に改善しろ!!!」ってな案が出てきたら

またいちから作るんだろうな・・。

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