油圧シリンダーにミラーフィニッシュ~その3
3まで引っ張ってしまった。
まぁ、なんか中途半端だったので、ちょっとあがいてみました。
・・・・・・すいません、ウソです。それどころか中途半端な対応のせいか問題が生じました。
前回ポッキリやっちゃってた油圧シリンダー部はとりあえず瞬間接着剤でくっつけてたのですが
簡単に「再度」ポッキリ折れるようです。しかも2度目は妙にくっつきにくい(TT
基本的には見えない部分だし、一本欠けてても表からはほとんど見えない。
しかも寂しいことに
「基本だれも見ることはない(TT)」と思うが、
・・・作る過程はそれを手掛ける「私自身」が見てんのよ!
さすがにここまでの状態でほっとくのは「なんか」気に入りません。
・・・・・棒から作るか・・・
調べると、このキットの関節部(折れたところもコレ)は「ABS樹脂」と呼ばれる材質で作られています。
ランナーにその表示があります。「PP」もあったのでポリプロピレンと組み合わせて作っているということなのでしょう。
摩耗に強い代わりに接着剤や塗料の食いつきが悪い模様です。ちなみに
ポリキャップに使われているのは「PE(ポリエチレン)」
これも塗料のノリが悪いらしいです。(とはいえ摩耗には強い)
「ABS」「PP」「PE」の違いはこれから勉強します。
かたやガンプラ(ていうかプラモデル全般)の主要材質は「PS(ポリスチレン)」で、塗料や接着剤のノリはいいが、摩耗に弱いです。
むかし、ポリキャップのないポリスチレンのみのガンプラはおもちゃのようにして遊んでいると
あっという間に、関節部がユルユルになります。・・・これ以上は、ってかこの時点で「歳がばれる」のでこの辺にしておくとして、
とりあえず解ったことは、
ABS樹脂は接着剤のくっつきが良くない
グダグダ書いてきた割には得た情報はそれだけかよってなとこですが、おそらくこれがネックと思われます。
良くないから、「マシにしよう」
穴開けて差し込みにしたら多少はマシになるだろうと思い、穴開けました。ちょっとずれてるかな?
で、
余っているランナーで棒を作ります。
全部ヤスリで削るときれいにできますが労力が割に合いません。なのでカッターで粗削りに形を作って、
ヤスリをあてがいグリグリ回すと、ちょっときれいな「棒っぽく」なります。
差し込みのところはとりわけ細くしておくのを忘れずに。
で、差し込んで接着剤でくっつけると、
なんかいけそうな気がしてきました。若干太めだが、いざとなりゃカッターかなんかで軽く削ります。
大丈夫、じわじわ進んでる。
若干削ったうえでのミラーフィニッシュ貼りだったがなんとかなりました。
・・・・あれ?
前は1mm程度ミラーフィニッシュを張らずに残して、そのABS樹脂に「歯止め」のプラ板を貼り付けようとしたけど、
ここに限っては片方ポリスチレンでくっつきやすい?歯止めになるかも?
・・・・・・いや、そうじゃない
ミラーフィニッシュは紙製だから、そこにプラ板くっ付けたら
それこそ歯止めにならない?全部ミラーフィニッシュで覆って
紙の部分のそこにプラ板はりつけたら「歯止め」がくっついて機能する?
軽い思いつきのようにも見えるが
これこそまさに
・・・僥倖!
思いもかけないところから差し込むひとすじのヒ・カ・リ!!
・・そして、そこに潜む、ア・ク・マ・テ・キ・罠!!!!
・・・すんません、これ書き込む前に「トネガワ」見てました。
まぁ「罠」はともかくとして
棒の先っぽまで全部ミラーフィニッシュ貼って、その上から
プラ板(白いやつ)貼ってみる。
意外と大事そうなのは、乾かないうちに、この油圧シリンダーを軽く動かしておく。
瞬間接着剤、どんなに少なくしてもやっぱ幾分かは希望の箇所以外に漏れます。くっつき悪そうでも時間たってほっておくと、意外とカッチリくっつく。
カチッと乾燥しちゃったら、もう可動部として機能しない。この辺の法則がよく解らないが、
4~5分ピストンしてみて、可動部として機能してそうだったら、
たぶん大丈夫っぽい
いける!!!ってか「いけるとする」!!!(何回もやってるとまたパキッといきそうだし)
ここまで曲げても大丈夫。・・一回は・・・・もう、あんまり触らない。
このまま次に行くよ。
そうそう、仮組まだできてないんだよね。